public class Container extends Component
コンテナに追加されるコンポーネントはリスト内で追跡されます。リストの順番は、コンテナ中の前面から後面へコンポーネントがスタックされる順番を表します。コンテナにコンポーネントを追加するときにインデックスが指定されないと、リストの最後尾に追加され、最後尾にスタックされます。
注: フォーカス・サブシステムの詳細については、「The Java Tutorial」のセクション「How to Use the Focus Subsystem」、および「フォーカスの仕様」を参照してください。
add(java.awt.Component, int)
, getComponent(int)
, LayoutManager
, 直列化された形式修飾子と型 | クラスと説明 |
---|---|
protected class |
Container.AccessibleAWTContainer
アクセシビリティのデフォルト・サポートの提供に使用するContainerの内部クラスです。
|
Component.AccessibleAWTComponent, Component.BaselineResizeBehavior, Component.BltBufferStrategy, Component.FlipBufferStrategy
accessibleContext, BOTTOM_ALIGNMENT, CENTER_ALIGNMENT, LEFT_ALIGNMENT, RIGHT_ALIGNMENT, TOP_ALIGNMENT
ABORT, ALLBITS, ERROR, FRAMEBITS, HEIGHT, PROPERTIES, SOMEBITS, WIDTH
コンストラクタと説明 |
---|
Container()
新しいコンテナを構築します。
|
修飾子と型 | メソッドと説明 |
---|---|
Component |
add(Component comp)
指定されたコンポーネントをこのコンテナの最後に追加します。
|
Component |
add(Component comp, int index)
指定されたコンポーネントを、このコンテナの指定された位置に追加します。
|
void |
add(Component comp, Object constraints)
指定されたコンポーネントをこのコンテナの末尾に追加します。
|
void |
add(Component comp, Object constraints, int index)
指定されたコンポーネントを、指定されたインデックスと指定された制約で、コンテナへ追加します。
|
Component |
add(String name, Component comp)
指定されたコンポーネントをこのコンテナに追加します。
|
void |
addContainerListener(ContainerListener l)
このコンテナからのコンテナ・イベントを受け取れるように、指定されたコンテナ・リスナーを追加します。
|
protected void |
addImpl(Component comp, Object constraints, int index)
指定されたコンポーネントを、指定されたインデックスで、コンテナへ追加します。
|
void |
addNotify()
ネイティブ・スクリーン・リソースに接続することにより、このContainerを表示可能にします。
|
void |
addPropertyChangeListener(PropertyChangeListener listener)
PropertyChangeListenerをリスナー・リストに追加します。
|
void |
addPropertyChangeListener(String propertyName, PropertyChangeListener listener)
特定のプロパティのリスナー・リストにPropertyChangeListenerを追加します。
|
void |
applyComponentOrientation(ComponentOrientation o)
このコンテナと、その中に含まれているすべてのコンポーネントの
ComponentOrientation プロパティを設定します。 |
boolean |
areFocusTraversalKeysSet(int id)
指定されたフォーカス・トラバーサル操作に対するフォーカス・トラバーサル・キーのセットが、このコンテナに明示的に定義されているかどうかを返します。
|
int |
countComponents()
非推奨。
JDK Version 1.1以降は、getComponentCount()に置き換えられています。
|
void |
deliverEvent(Event e)
非推奨。
JDK Version 1.1以降は、
dispatchEvent(AWTEvent e) に置き換えられています |
void |
doLayout()
このコンテナによってコンポーネントが配置されます。
|
Component |
findComponentAt(int x, int y)
指定された位置を格納する可視の子コンポーネントを探します。
|
Component |
findComponentAt(Point p)
指定された点を格納する可視の子コンポーネントを探します。
|
float |
getAlignmentX()
x軸方向の配置を返します。
|
float |
getAlignmentY()
y軸方向の配置を返します。
|
Component |
getComponent(int n)
コンテナ内のn番目のコンポーネントを取得します。
|
Component |
getComponentAt(int x, int y)
x、y座標を含むコンポーネントを探します。
|
Component |
getComponentAt(Point p)
指定された点を含むコンポーネントを取得します。
|
int |
getComponentCount()
このパネル内のコンポーネントの数を取得します。
|
Component[] |
getComponents()
コンテナ内のすべてのコンポーネントを取得します。
|
int |
getComponentZOrder(Component comp)
コンテナ内のコンポーネントのZ軸順インデックスを返します。
|
ContainerListener[] |
getContainerListeners()
このコンテナに登録されているすべてのコンテナ・リスナーの配列を返します。
|
Set<AWTKeyStroke> |
getFocusTraversalKeys(int id)
このコンテナの指定されたトラバーサル操作のフォーカス・トラバーサル・キーのセットを返します。
|
FocusTraversalPolicy |
getFocusTraversalPolicy()
このコンテナの子のキーボード・トラバーサルを管理するフォーカス・トラバーサル・ポリシーを返します。このコンテナがフォーカス・サイクル・ルートでない場合はnullを返します。
|
Insets |
getInsets()
コンテナの境界のサイズを示す、このコンテナのイン・セットを判定します。
|
LayoutManager |
getLayout()
このコンテナのレイアウト・マネージャを取得します。
|
<T extends EventListener> |
getListeners(Class<T> listenerType)
この
Component にFooListener として現在登録されているすべてのオブジェクトの配列を返します。 |
Dimension |
getMaximumSize()
このコンテナの最大サイズを返します。
|
Dimension |
getMinimumSize()
このコンテナの最小サイズを返します。
|
Point |
getMousePosition(boolean allowChildren)
null がマウス・ポインタの下にある場合は、このContainer の座標空間内のマウス・ポインタの位置を返します。それ以外の場合はContainer を返します。 |
Dimension |
getPreferredSize()
このコンテナの推奨サイズを返します。
|
Insets |
insets()
非推奨。
JDK Version 1.1以降は、
getInsets() に置き換えられています。 |
void |
invalidate()
コンテナを無効にします。
|
boolean |
isAncestorOf(Component c)
コンポーネントがこのコンテナのコンポーネント階層に含まれているかどうかを判定します。
|
boolean |
isFocusCycleRoot()
このコンテナがフォーカス・トラバーサル・サイクルのルートであるかどうかを返します。
|
boolean |
isFocusCycleRoot(Container container)
指定されたコンテナが、このコンテナのフォーカス・トラバーサル・サイクルのフォーカス・サイクル・ルートであるかどうかを返します。
|
boolean |
isFocusTraversalPolicyProvider()
このコンテナがフォーカス・トラバーサル・ポリシーを提供するかどうかを返します。
|
boolean |
isFocusTraversalPolicySet()
フォーカス・トラバーサル・ポリシーがこのコンテナに対して明示的に設定されているかどうかを返します。
|
boolean |
isValidateRoot()
このコンテナが有効なルートであるかどうかを示します。
|
void |
layout()
非推奨。
JDK Version 1.1以降は、
doLayout() に置き換えられています。 |
void |
list(PrintStream out, int indent)
指定された出力ストリームにこのコンテナの一覧を出力します。
|
void |
list(PrintWriter out, int indent)
指定されたインデント位置から、指定されたプリント・ライターに一覧を出力します。
|
Component |
locate(int x, int y)
非推奨。
JDK Version 1.1以降は、
getComponentAt(int, int) に置き換えられています。 |
Dimension |
minimumSize()
非推奨。
JDK Version 1.1以降は、
getMinimumSize() に置き換えられています。 |
void |
paint(Graphics g)
コンテナをペイントします。
|
void |
paintComponents(Graphics g)
このコンテナ内の各コンポーネントをペイントします。
|
protected String |
paramString()
この
Container の状態を表す文字列を返します。 |
Dimension |
preferredSize()
非推奨。
JDK Version 1.1以降は、
getPreferredSize() に置き換えられています。 |
void |
print(Graphics g)
コンテナを出力します。
|
void |
printComponents(Graphics g)
このコンテナ内の各コンポーネントを出力します。
|
protected void |
processContainerEvent(ContainerEvent e)
このコンテナで発生するコンテナ・イベントを、登録されているContainerListenerオブジェクトにディスパッチすることで処理します。
|
protected void |
processEvent(AWTEvent e)
このコンテナのイベントを処理します。
|
void |
remove(Component comp)
このコンテナから、指定されたコンポーネントを削除します。
|
void |
remove(int index)
このコンテナから、
index によって指定されたコンポーネントを削除します。 |
void |
removeAll()
このコンテナからすべてのコンポーネントを削除します。
|
void |
removeContainerListener(ContainerListener l)
このコンテナからのコンテナ・イベントを受け取らないように、指定されたコンテナ・リスナーを削除します。
|
void |
removeNotify()
ネイティブ・スクリーン・リソースへの接続を削除することにより、このContainerを表示不可にします。
|
void |
setComponentZOrder(Component comp, int index)
指定されたコンポーネントを、コンテナの指定されたZ軸順のインデックスに移動します。
|
void |
setFocusCycleRoot(boolean focusCycleRoot)
このコンテナがフォーカス・トラバーサル・サイクルのルートであるかどうかを設定します。
|
void |
setFocusTraversalKeys(int id, Set<? extends AWTKeyStroke> keystrokes)
このコンテナの指定されたトラバーサル操作に対するフォーカス・トラバーサル・キーを設定します。
|
void |
setFocusTraversalPolicy(FocusTraversalPolicy policy)
このコンテナがフォーカス・サイクル・ルートの場合、このコンテナの子のキーボード・トラバーサルを管理するフォーカス・トラバーサル・ポリシーを設定します。
|
void |
setFocusTraversalPolicyProvider(boolean provider)
このコンテナを使用して、フォーカス・トラバーサル・ポリシーを提供するかどうかを設定します。
|
void |
setFont(Font f)
このコンテナのフォントを設定します。
|
void |
setLayout(LayoutManager mgr)
このコンテナのレイアウト・マネージャを設定します。
|
void |
transferFocusDownCycle()
フォーカスを1フォーカス・トラバーサル・サイクルだけ下位に移動します。
|
void |
update(Graphics g)
コンテナを更新します。
|
void |
validate()
このコンテナおよびすべてのサブコンポーネントを検証します。
|
protected void |
validateTree()
コンテナ・ツリーを再帰的に下位までたどり、必要であるとマークされたすべてのサブツリー、そして無効とマークされたすべてのサブツリーのレイアウトを再計算します。
|
action, add, addComponentListener, addFocusListener, addHierarchyBoundsListener, addHierarchyListener, addInputMethodListener, addKeyListener, addMouseListener, addMouseMotionListener, addMouseWheelListener, bounds, checkImage, checkImage, coalesceEvents, contains, contains, createImage, createImage, createVolatileImage, createVolatileImage, disable, disableEvents, dispatchEvent, enable, enable, enableEvents, enableInputMethods, firePropertyChange, firePropertyChange, firePropertyChange, firePropertyChange, firePropertyChange, firePropertyChange, firePropertyChange, firePropertyChange, firePropertyChange, getAccessibleContext, getBackground, getBaseline, getBaselineResizeBehavior, getBounds, getBounds, getColorModel, getComponentListeners, getComponentOrientation, getCursor, getDropTarget, getFocusCycleRootAncestor, getFocusListeners, getFocusTraversalKeysEnabled, getFont, getFontMetrics, getForeground, getGraphics, getGraphicsConfiguration, getHeight, getHierarchyBoundsListeners, getHierarchyListeners, getIgnoreRepaint, getInputContext, getInputMethodListeners, getInputMethodRequests, getKeyListeners, getLocale, getLocation, getLocation, getLocationOnScreen, getMouseListeners, getMouseMotionListeners, getMousePosition, getMouseWheelListeners, getName, getParent, getPeer, getPropertyChangeListeners, getPropertyChangeListeners, getSize, getSize, getToolkit, getTreeLock, getWidth, getX, getY, gotFocus, handleEvent, hasFocus, hide, imageUpdate, inside, isBackgroundSet, isCursorSet, isDisplayable, isDoubleBuffered, isEnabled, isFocusable, isFocusOwner, isFocusTraversable, isFontSet, isForegroundSet, isLightweight, isMaximumSizeSet, isMinimumSizeSet, isOpaque, isPreferredSizeSet, isShowing, isValid, isVisible, keyDown, keyUp, list, list, list, location, lostFocus, mouseDown, mouseDrag, mouseEnter, mouseExit, mouseMove, mouseUp, move, nextFocus, paintAll, postEvent, prepareImage, prepareImage, printAll, processComponentEvent, processFocusEvent, processHierarchyBoundsEvent, processHierarchyEvent, processInputMethodEvent, processKeyEvent, processMouseEvent, processMouseMotionEvent, processMouseWheelEvent, remove, removeComponentListener, removeFocusListener, removeHierarchyBoundsListener, removeHierarchyListener, removeInputMethodListener, removeKeyListener, removeMouseListener, removeMouseMotionListener, removeMouseWheelListener, removePropertyChangeListener, removePropertyChangeListener, repaint, repaint, repaint, repaint, requestFocus, requestFocus, requestFocusInWindow, requestFocusInWindow, reshape, resize, resize, revalidate, setBackground, setBounds, setBounds, setComponentOrientation, setCursor, setDropTarget, setEnabled, setFocusable, setFocusTraversalKeysEnabled, setForeground, setIgnoreRepaint, setLocale, setLocation, setLocation, setMaximumSize, setMinimumSize, setName, setPreferredSize, setSize, setSize, setVisible, show, show, size, toString, transferFocus, transferFocusBackward, transferFocusUpCycle
public Container()
public int getComponentCount()
注: このメソッドは、AWTツリー・ロックの下で呼び出すようにしてください。
getComponent(int)
, Component.getTreeLock()
@Deprecated public int countComponents()
public Component getComponent(int n)
注: このメソッドは、AWTツリー・ロックの下で呼び出すようにしてください。
n
- 取得するコンポーネントのインデックスArrayIndexOutOfBoundsException
- n番目の値がない場合Component.getTreeLock()
public Component[] getComponents()
注: このメソッドは、AWTツリー・ロックの下で呼び出すようにしてください。
Component.getTreeLock()
public Insets getInsets()
たとえば、Frame
オブジェクトは、フレームのタイトル・バーの高さに対応する上のイン・セットを持ちます。
Insets
, LayoutManager
@Deprecated public Insets insets()
getInsets()
に置き換えられています。public Component add(Component comp)
addImpl(java.awt.Component, java.lang.Object, int)
の簡易メソッドです。
このメソッドではレイアウトに関連する情報が変更されるため、コンポーネント階層が無効になります。コンテナがすでに表示されている場合は、追加されたコンポーネントを表示するために、あとで階層を検証する必要があります。
comp
- 追加されるコンポーネントNullPointerException
- comp
がnull
の場合addImpl(java.awt.Component, java.lang.Object, int)
, invalidate()
, validate()
, JComponent.revalidate()
public Component add(String name, Component comp)
addImpl(java.awt.Component, java.lang.Object, int)
の簡易メソッドです。
このメソッドは1.1から非推奨です。代わりにadd(Component, Object)
メソッドを使用してください。
このメソッドではレイアウトに関連する情報が変更されるため、コンポーネント階層が無効になります。コンテナがすでに表示されている場合は、追加されたコンポーネントを表示するために、あとで階層を検証する必要があります。
NullPointerException
- comp
がnull
の場合add(Component, Object)
, invalidate()
public Component add(Component comp, int index)
addImpl(java.awt.Component, java.lang.Object, int)
の簡易メソッドです。
このメソッドではレイアウトに関連する情報が変更されるため、コンポーネント階層が無効になります。コンテナがすでに表示されている場合は、追加されたコンポーネントを表示するために、あとで階層を検証する必要があります。
comp
- 追加されるコンポーネントindex
- コンポーネントを挿入する位置。コンポーネントを末尾に挿入する場合は-1
comp
NullPointerException
- comp
がnull
の場合IllegalArgumentException
- index
が無効である場合(詳細はaddImpl(java.awt.Component, java.lang.Object, int)
を参照してください)addImpl(java.awt.Component, java.lang.Object, int)
, remove(int)
, invalidate()
, validate()
, JComponent.revalidate()
public void setComponentZOrder(Component comp, int index)
コンポーネントがほかのコンテナの子である場合、このコンテナに追加される前にそのコンテナから削除されます。このメソッドとjava.awt.Container.add(Component, int)
の違いは、前のコンテナから削除される際に、必要でない限り、また基本となるネィティブ・ウィンドウ・システムによって許可されているかぎり、このメソッドがコンポーネントに対してremoveNotify
を呼び出さないことです。このように、コンポーネントにキーボード・フォーカスがある場合、そのコンポーネントが新しい位置に移動されてもフォーカスを維持します。
このプロパティは軽量のContainer
以外のコンポーネントのみに適用されます。
このメソッドではレイアウトに関連する情報が変更されるため、コンポーネント階層が無効になります。
注: removeNotify
を呼び出さずに、別のコンテナへの重量コンポーネントのZ軸順の変更をサポートしていないプラットフォームもあります。プラットフォームでこれがサポートされているかどうかを判断する方法はないため、開発者は推測しないようにしてください。
comp
- 移動されるコンポーネントindex
- コンポーネントを挿入するコンテナのリスト内での位置。getComponentCount()
は末尾に挿入することを意味するNullPointerException
- comp
がnull
の場合IllegalArgumentException
- comp
がコンテナの親のいずれかである場合IllegalArgumentException
- コンテナ間の移動で、index
が[0, getComponentCount()]
の範囲にない場合、またはコンテナ内の移動で[0, getComponentCount()-1]
の範囲にない場合IllegalArgumentException
- コンテナをそのコンテナ自体に追加しようとしている場合IllegalArgumentException
- Window
をコンテナに追加しようとしている場合getComponentZOrder(java.awt.Component)
, invalidate()
public int getComponentZOrder(Component comp)
comp
- 照会されるコンポーネントnull
またはコンテナに属さない場合は -1を返すsetComponentZOrder(java.awt.Component, int)
public void add(Component comp, Object constraints)
addImpl(java.awt.Component, java.lang.Object, int)
の簡易メソッドです。
このメソッドではレイアウトに関連する情報が変更されるため、コンポーネント階層が無効になります。コンテナがすでに表示されている場合は、追加されたコンポーネントを表示するために、あとで階層を検証する必要があります。
comp
- 追加されるコンポーネントconstraints
- このコンポーネントのレイアウト制約を表現するオブジェクトNullPointerException
- comp
がnull
の場合addImpl(java.awt.Component, java.lang.Object, int)
, invalidate()
, validate()
, JComponent.revalidate()
, LayoutManager
public void add(Component comp, Object constraints, int index)
addImpl(java.awt.Component, java.lang.Object, int)
の簡易メソッドです。
このメソッドではレイアウトに関連する情報が変更されるため、コンポーネント階層が無効になります。コンテナがすでに表示されている場合は、追加されたコンポーネントを表示するために、あとで階層を検証する必要があります。
comp
- 追加されるコンポーネントconstraints
- これのレイアウト制約を表現するオブジェクトindex
- コンポーネントを挿入するコンテナのリスト内の位置。-1
は最後に挿入することを意味するNullPointerException
- comp
がnull
の場合IllegalArgumentException
- index
が無効である場合(詳細はaddImpl(java.awt.Component, java.lang.Object, int)
を参照してください)addImpl(java.awt.Component, java.lang.Object, int)
, invalidate()
, validate()
, JComponent.revalidate()
, remove(int)
, LayoutManager
protected void addImpl(Component comp, Object constraints, int index)
addLayoutComponent
メソッドを使用して、指定された制約オブジェクトを使ってこのコンテナのレイアウトにコンポーネントを追加することをレイアウト・マネージャに通知します。
制約は、使用されているレイアウト・マネージャで定義されます。たとえばBorderLayout
クラスは、BorderLayout.NORTH
、BorderLayout.SOUTH
、BorderLayout.EAST
、BorderLayout.WEST
、およびBorderLayout.CENTER
の5つの制約を定義します。
GridBagLayout
クラスにはGridBagConstraints
オブジェクトが必要です。正しい型の制約オブジェクトを渡さないと、IllegalArgumentException
が発生します。
現在のレイアウト・マネージャがLayoutManager2
を実装する場合は、LayoutManager2.addLayoutComponent(Component,Object)
が呼び出されます。現在のレイアウト・マネージャがLayoutManager2
を実装せず、制約がString
の場合は、LayoutManager.addLayoutComponent(String,Component)
が呼び出されます。
コンポーネントがこのコンテナの祖先ではなく、nullでない親を持つ場合は、このコンテナに追加される前に現在の親から削除されます。
これは、プログラムがコンテナへのすべての追加要求を追跡する必要がある場合にオーバーライドするメソッドです。ほかのすべての追加メソッドはこれに従います。オーバーライドするメソッドは通常、メソッドのスーパークラス・バージョンへの呼出しを含めるようにしてください。
super.addImpl(comp, constraints, index)
このメソッドではレイアウトに関連する情報が変更されるため、コンポーネント階層が無効になります。コンテナがすでに表示されている場合は、追加されたコンポーネントを表示するために、あとで階層を検証する必要があります。
comp
- 追加されるコンポーネントconstraints
- このコンポーネントのレイアウト制約を表現するオブジェクトindex
- コンポーネントを挿入するコンテナのリスト内での位置。-1
は最後に挿入することを意味するIllegalArgumentException
- index
が無効な場合。comp
がこのコンテナの子であれば、有効な範囲は[-1, getComponentCount()-1]
。コンポーネントがこのコンテナの子でなければ、有効な範囲は[-1, getComponentCount()]
IllegalArgumentException
- comp
がこのコンテナの祖先の場合IllegalArgumentException
- ウィンドウをコンテナに追加しようとしている場合NullPointerException
- comp
がnull
の場合add(Component)
, add(Component, int)
, add(Component, java.lang.Object)
, invalidate()
, LayoutManager
, LayoutManager2
public void remove(int index)
index
によって指定されたコンポーネントを削除します。このメソッドはまた、removeLayoutComponent
メソッドを使用してこのコンテナのレイアウトからコンポーネントを削除するために、レイアウト・マネージャにも通知します。
このメソッドではレイアウトに関連する情報が変更されるため、コンポーネント階層が無効になります。コンテナがすでに表示されている場合は、変更を反映するために、あとで階層を検証する必要があります。
index
- 削除されるコンポーネントのインデックスArrayIndexOutOfBoundsException
- index
が[0, getComponentCount()-1]
の範囲内にない場合add(java.awt.Component)
, invalidate()
, validate()
, getComponentCount()
public void remove(Component comp)
removeLayoutComponent
メソッドを使用してこのコンテナのレイアウトからコンポーネントを削除するために、レイアウト・マネージャにも通知します。
このメソッドではレイアウトに関連する情報が変更されるため、コンポーネント階層が無効になります。コンテナがすでに表示されている場合は、変更を反映するために、あとで階層を検証する必要があります。
comp
- 削除されるコンポーネントNullPointerException
- comp
がnull
の場合add(java.awt.Component)
, invalidate()
, validate()
, remove(int)
public void removeAll()
removeLayoutComponent
メソッドを使用してこのコンテナのレイアウトからコンポーネントを削除するために、レイアウト・マネージャにも通知します。
このメソッドではレイアウトに関連する情報が変更されるため、コンポーネント階層が無効になります。コンテナがすでに表示されている場合は、変更を反映するために、あとで階層を検証する必要があります。
public LayoutManager getLayout()
public void setLayout(LayoutManager mgr)
このメソッドではレイアウトに関連する情報が変更されるため、コンポーネント階層が無効になります。
mgr
- 指定されたレイアウト・マネージャdoLayout()
, getLayout()
, invalidate()
public void doLayout()
validate
メソッドを呼び出すようにしてください。doLayout
、クラス: Component
LayoutManager.layoutContainer(java.awt.Container)
, setLayout(java.awt.LayoutManager)
, validate()
@Deprecated public void layout()
doLayout()
に置き換えられています。public boolean isValidateRoot()
レイアウトに関連する変更(有効なルートの子孫の境界など)は、有効なルートの親のレイアウトには影響を与えません。この特殊性により、invalidate()
メソッドは、有効なルートを検出した時点でコンポーネント階層の無効化を停止できます。ただし、下位互換性を保つために、java.awt.smartInvalidate
システム・プロパティの値がtrue
に設定されている場合にかぎり、この最適化された新しい動作が使用可能になります。
コンポーネント階層内に有効なルートがあり、最適化された新しいinvalidate()
動作が使用可能な場合、あとで階層の有効性を復元するには、すでに無効化されているコンポーネントの有効なルートに対してvalidate()
メソッドを呼び出す必要があります。それ以外の場合、コンポーネント階層の有効性を復元するには、トップ・レベルのコンテナ(Frame
オブジェクトなど)に対してvalidate()
メソッドを呼び出す必要があります。
Window
クラスとApplet
クラスはAWTの有効なルートです。Swingではより多くの有効なルートが導入されます。
invalidate()
, Component.invalidate()
, JComponent.isValidateRoot()
, JComponent.revalidate()
public void invalidate()
このコンテナにインストールされているLayoutManager
がLayoutManager2
インタフェースのインスタンスである場合は、このContainer
を引数としてLayoutManager2.invalidateLayout(Container)
メソッドが呼び出されます。
その後、このメソッドはこのコンテナを無効とマークし、その祖先を無効化します。詳細は、Component.invalidate()
メソッドを参照してください。
invalidate
、クラス: Component
validate()
, layout()
, LayoutManager2
public void validate()
コンテナの検証とは、そのサブコンポーネントを配置することを意味します。レイアウトに関連する変更(コンポーネントの境界の設定、コンテナへのコンポーネントの追加など)により、コンテナは自動的に無効化されます。コンテナの祖先も無効化される場合があります(詳細は、Component.invalidate()
を参照してください)。したがって、階層の有効性を復元するには、階層内で無効になっているもっとも上位のコンテナに対してvalidate()
メソッドを呼び出すようにしてください。
コンテナの検証にはかなり時間がかかる場合があります。パフォーマンス上の理由から、開発者はレイアウトに関連する一連の操作が完了するまで、たとえば、コンテナにすべての子を追加し終わるまで、階層の検証を延期できます。
このContainer
が有効でない場合、このメソッドはvalidateTree
メソッドを呼び出し、このContainer
を有効としてマークします。それ以外の場合は、何の処理も行いません。
validate
、クラス: Component
add(java.awt.Component)
, invalidate()
, isValidateRoot()
, JComponent.revalidate()
, validateTree()
protected void validateTree()
validate
を呼び出すメソッドによって提供するようにしてください。doLayout()
, validate()
public void setFont(Font f)
このメソッドではレイアウトに関連する情報が変更されるため、コンポーネント階層が無効になります。
setFont
、クラス: Component
f
- このコンテナのフォントとして設定するフォントComponent.getFont()
, invalidate()
public Dimension getPreferredSize()
Component.setPreferredSize(Dimension)
によって明示的に設定されていない場合で、このContainer
にnon-null
LayoutManager
があるときは、LayoutManager.preferredLayoutSize(Container)
を使用して推奨サイズが計算されます。
注: 実装によっては、LayoutManager
から返された値がキャッシュされることがあります。キャッシュする実装では、このメソッドが呼び出されるたびにLayoutManager
のpreferredLayoutSize
を呼び出す必要はなく、Container
が無効になったあとにだけLayoutManager
が照会されます。
getPreferredSize
、クラス: Component
Dimension
のインスタンスgetMinimumSize()
, getMaximumSize()
, getLayout()
, LayoutManager.preferredLayoutSize(Container)
, Component.getPreferredSize()
@Deprecated public Dimension preferredSize()
getPreferredSize()
に置き換えられています。preferredSize
、クラス: Component
public Dimension getMinimumSize()
Component.setMinimumSize(Dimension)
によって明示的に設定されていない場合で、このContainer
にnon-null
LayoutManager
があるときは、LayoutManager.minimumLayoutSize(Container)
を使用して最小サイズが計算されます。
注: 実装によっては、LayoutManager
から返された値がキャッシュされることがあります。キャッシュする実装では、このメソッドが呼び出されるたびにLayoutManager
のminimumLayoutSize
を呼び出す必要はなく、Container
が無効になったあとにだけLayoutManager
が照会されます。
getMinimumSize
、クラス: Component
Dimension
のインスタンスgetPreferredSize()
, getMaximumSize()
, getLayout()
, LayoutManager.minimumLayoutSize(Container)
, Component.getMinimumSize()
@Deprecated public Dimension minimumSize()
getMinimumSize()
に置き換えられています。minimumSize
、クラス: Component
public Dimension getMaximumSize()
Component.setMaximumSize(Dimension)
によって明示的に設定されていない場合で、このContainer
にインストールされているLayoutManager
がLayoutManager2
のインスタンスであるときは、LayoutManager2.maximumLayoutSize(Container)
を使用して最大サイズが計算されます。
注: 実装によっては、LayoutManager2
から返された値がキャッシュされることがあります。キャッシュする実装では、このメソッドが呼び出されるたびにLayoutManager2
のmaximumLayoutSize
を呼び出す必要はなく、Container
が無効になったあとにだけLayoutManager2
が照会されます。
getMaximumSize
、クラス: Component
Dimension
のインスタンスgetPreferredSize()
, getMinimumSize()
, getLayout()
, LayoutManager2.maximumLayoutSize(Container)
, Component.getMaximumSize()
public float getAlignmentX()
getAlignmentX
、クラス: Component
public float getAlignmentY()
getAlignmentY
、クラス: Component
public void paint(Graphics g)
paint
、クラス: Component
g
- 指定されたGraphicsウィンドウComponent.update(Graphics)
public void update(Graphics g)
update
、クラス: Component
g
- 指定されたGraphicsウィンドウComponent.update(Graphics)
public void print(Graphics g)
print
、クラス: Component
g
- 指定されたGraphicsウィンドウComponent.update(Graphics)
public void paintComponents(Graphics g)
g
- グラフィックス・コンテキスト。Component.paint(java.awt.Graphics)
, Component.paintAll(java.awt.Graphics)
public void printComponents(Graphics g)
g
- グラフィックス・コンテキスト。Component.print(java.awt.Graphics)
, Component.printAll(java.awt.Graphics)
public void addContainerListener(ContainerListener l)
AWTスレッド・モデルの詳細は、「AWTのスレッドの問題」を参照してください。
l
- コンテナ・リスナーremoveContainerListener(java.awt.event.ContainerListener)
, getContainerListeners()
public void removeContainerListener(ContainerListener l)
AWTスレッド・モデルの詳細は、「AWTのスレッドの問題」を参照してください。
l
- コンテナ・リスナーaddContainerListener(java.awt.event.ContainerListener)
, getContainerListeners()
public ContainerListener[] getContainerListeners()
ContainerListener
。コンテナ・リスナーが現在登録されていない場合は、空の配列addContainerListener(java.awt.event.ContainerListener)
, removeContainerListener(java.awt.event.ContainerListener)
public <T extends EventListener> T[] getListeners(Class<T> listenerType)
Container
にFooListener
として現在登録されているすべてのオブジェクトの配列を返します。FooListener
は、addFooListener
メソッドを使用して登録されます。
FooListener.class
などのクラス・リテラルを使用してlistenerType
引数を指定できます。たとえば、次のコードを使用して、Container
c
のコンテナ・リスナーを照会できます。
ContainerListener[] cls = (ContainerListener[])(c.getListeners(ContainerListener.class));このようなリスナーがない場合は空の配列を返します。
getListeners
、クラス: Component
listenerType
- 要求されるリスナーの型。java.util.EventListener
の子孫のインタフェースを指定してくださいFooListener
として登録されたすべてのオブジェクトの配列、またはこのようなリスナーが追加されていない場合は空の配列ClassCastException
- listenerType
で、java.util.EventListener
を実装するクラスまたはインタフェースが指定されなかった場合NullPointerException
- listenerType
がnull
の場合getContainerListeners()
protected void processEvent(AWTEvent e)
ContainerEvent
である場合、processContainerEvent
メソッドを呼び出します。そうでない場合は、スーパー・クラスのprocessEvent
を呼び出します。
イベント・パラメータがnull
である場合は、動作が未指定のため、例外が発生する可能性があります。
processEvent
、クラス: Component
e
- イベントComponent.processComponentEvent(java.awt.event.ComponentEvent)
, Component.processFocusEvent(java.awt.event.FocusEvent)
, Component.processKeyEvent(java.awt.event.KeyEvent)
, Component.processMouseEvent(java.awt.event.MouseEvent)
, Component.processMouseMotionEvent(java.awt.event.MouseEvent)
, Component.processInputMethodEvent(java.awt.event.InputMethodEvent)
, Component.processHierarchyEvent(java.awt.event.HierarchyEvent)
, Component.processMouseWheelEvent(java.awt.event.MouseWheelEvent)
protected void processContainerEvent(ContainerEvent e)
addContainerListener
を使用して登録されている
enableEvents
によってコンテナ・イベントが使用可能になっている
イベント・パラメータがnull
である場合は、動作が未指定のため、例外が発生する可能性があります。
e
- コンテナ・イベントComponent.enableEvents(long)
@Deprecated public void deliverEvent(Event e)
dispatchEvent(AWTEvent e)
に置き換えられていますdeliverEvent
、クラス: Component
public Component getComponentAt(int x, int y)
getComponentAt
、クラス: Component
x
- x座標y
- y座標Component.contains(int, int)
@Deprecated public Component locate(int x, int y)
getComponentAt(int, int)
に置き換えられています。public Component getComponentAt(Point p)
getComponentAt
、クラス: Component
p
- 点。null
を返すComponent.contains(int, int)
public Point getMousePosition(boolean allowChildren) throws HeadlessException
null
がマウス・ポインタの下にある場合は、このContainer
の座標空間内のマウス・ポインタの位置を返します。それ以外の場合はContainer
を返します。このメソッドは、Container
の子が考慮されることを除けば、Component.getMousePosition()
と似ています。allowChildren
がfalse
の場合は、マウス・ポインタがContainer
の直接の上にあり、子によって隠されている部分の上にない場合にのみ、null以外の値を返します。allowChildren
がtrue
の場合は、マウス・ポインタがContainer
またはそのいずれかの子孫の上にある場合に、null以外の値を返します。allowChildren
- 子を考慮するべき場合はtrueComponent
を基準にしたマウス座標、またはnullHeadlessException
- GraphicsEnvironment.isHeadless()がtrueを返す場合Component.getMousePosition()
public Component findComponentAt(int x, int y)
findComponentAtメソッドは、Containerの直接の子だけを検索するgetComponentAtとは異なります。包含しているコンポーネントがContainerの場合、findComponentAtはその子を検索してネストされたコンポーネントを見つけます。
x
- x座標y
- y座標Component.contains(int, int)
, getComponentAt(int, int)
public Component findComponentAt(Point p)
findComponentAtメソッドは、Containerの直接の子だけを検索するgetComponentAtとは異なります。包含しているコンポーネントがContainerの場合、findComponentAtはその子を検索してネストされたコンポーネントを見つけます。
p
- 点。NullPointerException
- p
がnull
の場合Component.contains(int, int)
, getComponentAt(int, int)
public void addNotify()
addNotify
、クラス: Component
Component.isDisplayable()
, removeNotify()
public void removeNotify()
removeNotify
、クラス: Component
Component.isDisplayable()
, addNotify()
public boolean isAncestorOf(Component c)
c
- コンポーネントtrue
、そうでない場合はfalse
protected String paramString()
Container
の状態を表す文字列を返します。このメソッドはデバッグ専用であり、返される文字列の内容および形式は実装によって異なる場合があります。返される文字列は空の場合がありますが、null
にはなりません。paramString
、クラス: Component
public void list(PrintStream out, int indent)
コンテナの直接の子は、indent+1
のインデントで出力されます。これらの子の子はindent+2
で出力され、以降も同様です。
list
、クラス: Component
out
- 出力ストリームindent
- インデントするスペースの数NullPointerException
- out
がnull
の場合Component.list(java.io.PrintStream, int)
public void list(PrintWriter out, int indent)
コンテナの直接の子は、indent+1
のインデントで出力されます。これらの子の子はindent+2
で出力され、以降も同様です。
list
、クラス: Component
out
- プリント・ライターindent
- インデントするスペースの数NullPointerException
- out
がnull
の場合Component.list(java.io.PrintWriter, int)
public void setFocusTraversalKeys(int id, Set<? extends AWTKeyStroke> keystrokes)
コンテナのフォーカス・トラバーサル・キーのデフォルト値は実装によって異なります。Sunは特定のネイティブなプラットフォームに対するすべての実装で同じデフォルト値を使用することをお薦めします。WindowsおよびUnixに対する推奨は次にリストされています。これらの推奨はSun AWTの実装で使用されます。
識別子 | 意味 | デフォルト | |
---|---|---|---|
KeyboardFocusManager.FORWARD_TRAVERSAL_KEYS | 通常の順方向キーボード・トラバーサル | TAB (KEY_PRESSED)、CTRL-TAB (KEY_PRESSED) | |
KeyboardFocusManager.BACKWARD_TRAVERSAL_KEYS | 通常のリバース・キーボード・トラバーサル | SHIFT-TAB (KEY_PRESSED)、CTRL-SHIFT-TAB (KEY_PRESSED) | |
KeyboardFocusManager.UP_CYCLE_TRAVERSAL_KEYS | 1つ上のフォーカス・トラバーサル・サイクルに移動 | なし | |
KeyboardFocusManager.DOWN_CYCLE_TRAVERSAL_KEYS | 1つ下のフォーカス・トラバーサル・サイクルに移動 | なし |
AWTKeyStroke APIを使用すると、クライアント・コードでKEY_PRESSEDとKEY_RELEASEDの2つのKeyEventを指定できるようになり、フォーカス・トラバーサルを操作できるようになります。ただし、指定されるKeyEventに関係なく、関連付けられるKEY_TYPEDイベントを含む、フォーカス・トラバーサル・キーに関連するすべてのKeyEventは消費され、ほかのコンテナへのディスパッチは行われません。KEY_TYPEDイベントのフォーカス・トラバーサル操作へのマッピング、1つのイベントの複数のデフォルト・フォーカス・トラバーサル操作へのマッピングは実行時エラーになります。
セットに値nullが指定されている場合、このコンテナはセットを親から継承します。このコンテナのすべての祖先のセットに値nullが指定されている場合、現在のKeyboardFocusManagerのデフォルト・セットが使用されます。
このメソッドは、keystrokes
内のいずれのObject
もAWTKeyStroke
でない場合にClassCastException
をスローすることがあります。
setFocusTraversalKeys
、クラス: Component
id
- KeyboardFocusManager.FORWARD_TRAVERSAL_KEYS、KeyboardFocusManager.BACKWARD_TRAVERSAL_KEYS、KeyboardFocusManager.UP_CYCLE_TRAVERSAL_KEYS、KeyboardFocusManager.DOWN_CYCLE_TRAVERSAL_KEYSのいずれかkeystrokes
- 指定された操作に対するAWTKeyStrokeのセットIllegalArgumentException
- idがKeyboardFocusManager.FORWARD_TRAVERSAL_KEYS、KeyboardFocusManager.BACKWARD_TRAVERSAL_KEYS、KeyboardFocusManager.UP_CYCLE_TRAVERSAL_KEYS、KeyboardFocusManager.DOWN_CYCLE_TRAVERSAL_KEYSのどれでもない場合、キー・ストロークがnullの場合、キー・ストロークのどれかがKEY_TYPEDイベントを表している場合、またはキー・ストロークのどれかがこのコンテナの別のフォーカス・トラバーサル操作にマップされている場合getFocusTraversalKeys(int)
, KeyboardFocusManager.FORWARD_TRAVERSAL_KEYS
, KeyboardFocusManager.BACKWARD_TRAVERSAL_KEYS
, KeyboardFocusManager.UP_CYCLE_TRAVERSAL_KEYS
, KeyboardFocusManager.DOWN_CYCLE_TRAVERSAL_KEYS
public Set<AWTKeyStroke> getFocusTraversalKeys(int id)
setFocusTraversalKeys
を参照してください。)
トラバーサル・キーのセットがこのコンテナに対して明示的に定義されていない場合、このコンテナの親のセットが返されます。このコンテナのすべての祖先のセットが定義されていない場合、現在のKeyboardFocusManagerのデフォルト・セットが返されます。
getFocusTraversalKeys
、クラス: Component
id
- KeyboardFocusManager.FORWARD_TRAVERSAL_KEYS、KeyboardFocusManager.BACKWARD_TRAVERSAL_KEYS、KeyboardFocusManager.UP_CYCLE_TRAVERSAL_KEYS、KeyboardFocusManager.DOWN_CYCLE_TRAVERSAL_KEYSのいずれかIllegalArgumentException
- idがKeyboardFocusManager.FORWARD_TRAVERSAL_KEYS、KeyboardFocusManager.BACKWARD_TRAVERSAL_KEYS、KeyboardFocusManager.UP_CYCLE_TRAVERSAL_KEYS、KeyboardFocusManager.DOWN_CYCLE_TRAVERSAL_KEYSのいずれでもない場合setFocusTraversalKeys(int, java.util.Set<? extends java.awt.AWTKeyStroke>)
, KeyboardFocusManager.FORWARD_TRAVERSAL_KEYS
, KeyboardFocusManager.BACKWARD_TRAVERSAL_KEYS
, KeyboardFocusManager.UP_CYCLE_TRAVERSAL_KEYS
, KeyboardFocusManager.DOWN_CYCLE_TRAVERSAL_KEYS
public boolean areFocusTraversalKeysSet(int id)
false
が返される場合、このコンテナはセットを祖先から、または現在のKeyboardFocusManagerから継承します。areFocusTraversalKeysSet
、クラス: Component
id
- KeyboardFocusManager.FORWARD_TRAVERSAL_KEYS、KeyboardFocusManager.BACKWARD_TRAVERSAL_KEYS、KeyboardFocusManager.UP_CYCLE_TRAVERSAL_KEYS、KeyboardFocusManager.DOWN_CYCLE_TRAVERSAL_KEYSのいずれかtrue
、それ以外の場合はfalse
IllegalArgumentException
- idがKeyboardFocusManager.FORWARD_TRAVERSAL_KEYS、KeyboardFocusManager.BACKWARD_TRAVERSAL_KEYS、KeyboardFocusManager.UP_CYCLE_TRAVERSAL_KEYS、KeyboardFocusManager.DOWN_CYCLE_TRAVERSAL_KEYSのいずれでもない場合public boolean isFocusCycleRoot(Container container)
true
を返します。isFocusCycleRoot
、クラス: Component
container
- テストされるContainertrue
、そうでない場合はfalse
isFocusCycleRoot()
public void setFocusTraversalPolicy(FocusTraversalPolicy policy)
このコンテナがフォーカス・サイクル・ルートでない場合、ポリシーは記録されますが、このコンテナがフォーカス・サイクル・ルートになるまでは、このコンテナが使用することも、ほかのコンテナによって継承されることもありません。
policy
- このコンテナの新しいフォーカス・トラバーサル・ポリシーgetFocusTraversalPolicy()
, setFocusCycleRoot(boolean)
, isFocusCycleRoot(java.awt.Container)
public FocusTraversalPolicy getFocusTraversalPolicy()
setFocusTraversalPolicy(java.awt.FocusTraversalPolicy)
, setFocusCycleRoot(boolean)
, isFocusCycleRoot(java.awt.Container)
public boolean isFocusTraversalPolicySet()
false
を返す場合、このコンテナは祖先のコンテナからトラバーサル・ポリシーを継承します。true
、そうでない場合はfalse
public void setFocusCycleRoot(boolean focusCycleRoot)
コンテナの子のトラバーサル順を指定する別の方法は、このコンテナを「フォーカス・トラバーサル・ポリシー・プロバイダ」にすることです。
focusCycleRoot
- このコンテナがフォーカス・トラバーサル・サイクルのルートであるかどうかを示すisFocusCycleRoot()
, setFocusTraversalPolicy(java.awt.FocusTraversalPolicy)
, getFocusTraversalPolicy()
, ContainerOrderFocusTraversalPolicy
, setFocusTraversalPolicyProvider(boolean)
public boolean isFocusCycleRoot()
setFocusCycleRoot(boolean)
, setFocusTraversalPolicy(java.awt.FocusTraversalPolicy)
, getFocusTraversalPolicy()
, ContainerOrderFocusTraversalPolicy
public final void setFocusTraversalPolicyProvider(boolean provider)
true
に設定したコンテナを使用して、もっとも近い上位フォーカス・サイクル・ルートの代わりに、フォーカス・トラバーサル・ポリシーを取得します。provider
- このコンテナを使用してフォーカス・トラバーサル・ポリシーを提供するかどうかを示すsetFocusTraversalPolicy(java.awt.FocusTraversalPolicy)
, getFocusTraversalPolicy()
, isFocusTraversalPolicyProvider()
public final boolean isFocusTraversalPolicyProvider()
true
に設定されている場合、キーボード・フォーカス・マネージャがコンテナ階層からフォーカス・トラバーサル・ポリシーを検索する際に、このプロパティがtrueのほかのすべてのコンテナまたはフォーカス・サイクル・ルートの前にこのコンテナを検出したときは、そのフォーカス・トラバーサル・ポリシーがフォーカス・サイクル・ルートのポリシーの代わりに使用されます。true
、そうでない場合はfalse
setFocusTraversalPolicy(java.awt.FocusTraversalPolicy)
, getFocusTraversalPolicy()
, setFocusCycleRoot(boolean)
, setFocusTraversalPolicyProvider(boolean)
public void transferFocusDownCycle()
Component.requestFocus()
, isFocusCycleRoot(java.awt.Container)
, setFocusCycleRoot(boolean)
public void applyComponentOrientation(ComponentOrientation o)
ComponentOrientation
プロパティを設定します。
このメソッドではレイアウトに関連する情報が変更されるため、コンポーネント階層が無効になります。
applyComponentOrientation
、クラス: Component
o
- このコンテナとそれに含まれるコンポーネントの、新しいコンポーネント方向NullPointerException
- orientation
がnullの場合。Component.setComponentOrientation(java.awt.ComponentOrientation)
, Component.getComponentOrientation()
, invalidate()
public void addPropertyChangeListener(PropertyChangeListener listener)
listenerがnullの場合、例外はスローされず、何も処理は行われません。
addPropertyChangeListener
、クラス: Component
listener
- 追加されるPropertyChangeListenerComponent.removePropertyChangeListener(java.beans.PropertyChangeListener)
, addPropertyChangeListener(java.lang.String,java.beans.PropertyChangeListener)
public void addPropertyChangeListener(String propertyName, PropertyChangeListener listener)
listenerがnullの場合、例外はスローされず、何も処理は行われません。
addPropertyChangeListener
、クラス: Component
propertyName
- 上記のプロパティ名のいずれかlistener
- 追加されるPropertyChangeListeneraddPropertyChangeListener(java.beans.PropertyChangeListener)
, Component.removePropertyChangeListener(java.beans.PropertyChangeListener)
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