javax.xml.ws.soap

注釈型Addressing

@Target(value={TYPE,METHOD,FIELD})
 @Retention(value=RUNTIME)
 @Documented
 @WebServiceFeatureAnnotation(id="http://www.w3.org/2005/08/addressing/module",
                             bean=AddressingFeature.class)
public @interface Addressing

この注釈は、SOAP 1.1/HTTPまたはSOAP 1.2/HTTPバインディングでのWS-Addressingの使用を表します。ほかのバインディングでのこの注釈の使用は定義されていません。

この注釈は、WebService、WebServiceProvider、およびWebServiceRef注釈と組み合わせてのみ使用できます。javax.jws.WebService注釈型と一緒に使用する場合、この注釈型はサービス端点実装クラスでのみ使用する必要があります。WebServiceRef注釈型と一緒に使用する場合、この注釈型はプロキシ・インスタンスが作成される場合のみ使用する必要があります。注入されたSEIプロキシおよび端点は、Addressing注釈型の値を受け入れる必要があります。

この注釈型の動作は、対応する機能AddressingFeatureによって定義されます。

導入されたバージョン:

JAX-WS 2.1

オプション要素のサマリー

オプションの要素

修飾子と型	オプションの要素と説明
boolean	enabled この機能を有効にするか無効にするかを指定します。
boolean	required アドレス指定が有効な場合、このプロパティはエンド・ポイントでWS-Addressingが必要であるかどうかを判別します。
AddressingFeature.Responses	responses アドレス指定が有効な場合、このプロパティは端点で匿名応答または非匿名応答またはすべての使用を必要とするかどうかを判別します。

要素の詳細

enabled

public abstract boolean enabled

この機能を有効にするか無効にするかを指定します。有効の場合、端点はWS-Addressingをサポートしますが、WS-Addressingの使用が必要となるわけではありません。生成されたWSDLで、対応する3.1.1 Addressing Assertionが生成される必要があります。

デフォルト:

true

required

public abstract boolean required

アドレス指定が有効な場合、このプロパティはエンド・ポイントでWS-Addressingが必要であるかどうかを判別します。requiredがtrueの場合、端点では、インバウンド・メッセージにWS-AddressingとWS-Addressingヘッダーが含まれている必要があります。対応する3.1.1 Addressing AssertionがWSDLで生成される必要があります。

デフォルト:

false

responses

public abstract AddressingFeature.Responses responses

アドレス指定が有効な場合、このプロパティは端点で匿名応答または非匿名応答またはすべての使用を必要とするかどうかを判別します。

AddressingFeature.Responses.ALLはすべての応答タイプをサポートし、これがデフォルト値です。

AddressingFeature.Responses.ANONYMOUSは匿名応答のみの使用を必要とします。これは、生成されるWSDL内で、「3.1.2 AnonymousResponses Assertion」に指定されたwsam:AnonymousResponsesの入れ子のアサーションになります。

AddressingFeature.Responses.NON_ANONYMOUSは非匿名応答のみの使用を必要とします。これは、生成されるWSDL内で、「3.1.3 NonAnonymousResponses Assertion」に指定されたwsam:NonAnonymousResponsesの入れ子のアサーションになります。

導入されたバージョン:

JAX-WS 2.2

デフォルト:

javax.xml.ws.soap.AddressingFeature.Responses.ALL