public class AudioInputStream extends InputStream
AudioSystem
クラスには、AudioInputStream
オブジェクトを操作する多くのメソッドがあります。たとえば、メソッドを使用すると次の操作を実行できます。
AudioSystem
、Clip.open(AudioInputStream)
修飾子と型 | フィールドと説明 |
---|---|
protected AudioFormat |
format
ストリームに含まれるオーディオ・データの形式です。
|
protected long |
frameLength
ストリームの長さ(サンプル・フレーム単位)です。
|
protected long |
framePos
このストリームの現在の位置、サンプル・フレーム単位(ゼロから始まる)です。
|
protected int |
frameSize
各フレームのサイズ(バイト単位)です。
|
コンストラクタと説明 |
---|
AudioInputStream(InputStream stream, AudioFormat format, long length)
指定された入力ストリームからのオーディオ・データを使用して、要求された形式およびサンプル・フレーム数で表される長さをもつオーディオ入力ストリームを構築します。
|
AudioInputStream(TargetDataLine line)
指定されたターゲット・データ・ラインからデータを読み込むオーディオ入力ストリームを構築します。
|
修飾子と型 | メソッドと説明 |
---|---|
int |
available()
このオーディオ入力ストリームから、ブロックされることなく読込みできる(またはスキップできる)最大バイト数を返します。
|
void |
close()
このオーディオ入力ストリームを閉じて、そのストリームに関連付けられたすべてのシステム・リソースを解放します。
|
AudioFormat |
getFormat()
オーディオ入力ストリーム内のサウンド・データのオーディオ形式を取得します。
|
long |
getFrameLength()
バイト数ではなくサンプル・フレーム数で表される、ストリームの長さを取得します。
|
void |
mark(int readlimit)
このオーディオ入力ストリームの現在の位置にマークを設定します。
|
boolean |
markSupported()
このオーディオ入力ストリームが、
mark メソッドとreset メソッドをサポートしているかどうかを判定します。 |
int |
read()
オーディオ入力ストリームからデータの次のバイトを読み込みます。
|
int |
read(byte[] b)
オーディオ入力ストリームから数バイトを読み込み、それをバッファ配列
b に格納します。 |
int |
read(byte[] b, int off, int len)
オーディオ・ストリームから指定されたデータの最大バイト数まで読み込み、読み込んだバイトを指定されたバイト配列に格納します。
|
void |
reset()
このオーディオ入力ストリームの位置を、入力ストリームで最後に
mark メソッドが呼び出されたときの位置に再設定します。 |
long |
skip(long n)
指定したバイト数を、このオーディオ入力ストリームからスキップおよび破棄します。
|
protected AudioFormat format
protected long frameLength
protected int frameSize
protected long framePos
public AudioInputStream(InputStream stream, AudioFormat format, long length)
stream
- このAudioInputStream
オブジェクトの基となるストリームformat
- このストリームのオーディオ・データの形式length
- サンプル・フレーム数で表されるこのストリーム内のデータの長さpublic AudioInputStream(TargetDataLine line)
line
- このストリームがデータを取得するターゲット・データ・ライン。AudioSystem.NOT_SPECIFIED
public AudioFormat getFormat()
public long getFrameLength()
public int read() throws IOException
IOException
がスローされます。read
、クラス: InputStream
IOException
- 入出力エラーが発生した場合read(byte[], int, int)
, read(byte[])
,
public int read(byte[] b) throws IOException
b
に格納します。実際に読み込まれたバイト数は整数として返されます。入力データが読み込めるようになるか、ストリームの終わりが検出されるか、または例外が発生するまで、このメソッドはブロックされます。
このメソッドは常にフレームの整数値を読み込みます。配列の長さがフレームの整数値になっていない場合は、最大でb.length - (b.length % frameSize)
バイトを読み込みます。
read
、クラス: InputStream
b
- データの読込み先のバッファIOException
- 入出力エラーが発生した場合read(byte[], int, int)
, read()
, available()
public int read(byte[] b, int off, int len) throws IOException
このメソッドは常にフレームの整数値を読み込みます。len
がフレームの整数値になっていない場合は、最大でlen - (len % frameSize)
バイトを読み込みます。
read
、クラス: InputStream
b
- データの読込み先のバッファoff
- データが書き込まれる、配列b
の先頭からのオフセットlen
- 読み込む最大バイト数IOException
- 入出力エラーが発生した場合read(byte[])
, read()
, skip(long)
, available()
public long skip(long n) throws IOException
skip
、クラス: InputStream
n
- スキップを要求されたバイト数IOException
- 入出力エラーが発生した場合read()
, available()
public int available() throws IOException
read
またはskip
メソッドを次に呼び出したときにかぎり適用されます。制限はこれらのメソッドを呼び出すたびに変えることができます。このストリームがクローズしている場合、基礎にあるストリームによってはIOExceptionがスローされることがあります。available
、クラス: InputStream
IOException
- 入出力エラーが発生した場合read(byte[], int, int)
, read(byte[])
, read()
, skip(long)
public void close() throws IOException
close
、インタフェース: Closeable
close
、インタフェース: AutoCloseable
close
、クラス: InputStream
IOException
- 入出力エラーが発生した場合public void mark(int readlimit)
mark
、クラス: InputStream
readlimit
- マークされた位置が無効になる前に読込み可能な最大バイト数。reset()
, markSupported()
public void reset() throws IOException
mark
メソッドが呼び出されたときの位置に再設定します。reset
、クラス: InputStream
IOException
- 入出力エラーが発生した場合。mark(int)
, markSupported()
public boolean markSupported()
mark
メソッドとreset
メソッドをサポートしているかどうかを判定します。markSupported
、クラス: InputStream
mark
メソッドとreset
メソッドをサポートしている場合はtrue
、そうでない場合はfalse
mark(int)
, reset()
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