compact2, compact3

org.xml.sax

クラスSAXParseException

java.lang.Object

java.lang.Throwable

java.lang.Exception

org.xml.sax.SAXException

org.xml.sax.SAXParseException

すべての実装されたインタフェース:

Serializable

public class SAXParseException
extends SAXException

XML構文解析エラーまたは警告をカプセル化します。

このモジュールは、ソース・コード、文書ともに公開ドメインに置かれています。したがって、内容に関する保証は一切提供されません。詳細については、http://www.saxproject.orgを参照してください。

Locatorオブジェクトから出たかのようなこの例外は、元のXML文書内のエラーの位置を突き止めるための情報を提供します。アプリケーションはErrorHandlerインタフェース内のハンドラへの引数としてSAXParseExceptionを受け取りますが、実際に例外をスローする必要はありません。情報を確認して、別のアクションをとるだけでかまいません。

この例外はSAXExceptionのサブクラスなので、別の例外をラップする機能を継承しています。

導入されたバージョン:

SAX 1.0

バージョン:

2.0.1 (sax2r2)

関連項目:

SAXException, Locator, ErrorHandler, 直列化された形式

コンストラクタのサマリー

コンストラクタ

コンストラクタと説明
SAXParseException(String message, Locator locator) メッセージとLocatorから新しいSAXParseExceptionを生成します。
SAXParseException(String message, Locator locator, Exception e) 既存の例外をSAXParseExceptionにラップします。
SAXParseException(String message, String publicId, String systemId, int lineNumber, int columnNumber) 新しいSAXParseExceptionを生成します。
SAXParseException(String message, String publicId, String systemId, int lineNumber, int columnNumber, Exception e) 組込み例外を使って新しいSAXParseExceptionを生成します。

メソッドのサマリー

修飾子と型	メソッドと説明
int	getColumnNumber() 例外の発生元テキストの終わりの列番号です。
int	getLineNumber() 例外の発生元テキストの終わりの行番号です。
String	getPublicId() 例外の発生元エンティティの公開識別子を取得します。
String	getSystemId() 例外の発生元エンティティのシステム識別子を取得します。
String	toString() toStringをオーバーライドして、より詳細なエラー・メッセージを提供します。

クラス org.xml.sax.SAXExceptionから継承されたメソッド

getCause, getException, getMessage

クラス java.lang.Throwableから継承されたメソッド

addSuppressed, fillInStackTrace, getLocalizedMessage, getStackTrace, getSuppressed, initCause, printStackTrace, printStackTrace, printStackTrace, setStackTrace

クラス java.lang.Objectから継承されたメソッド

clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, wait

コンストラクタの詳細

SAXParseException

public SAXParseException(String message,
                         Locator locator)

メッセージとLocatorから新しいSAXParseExceptionを生成します。

このコンストラクタは、アプリケーションがContentHandlerコールバック内から独自の例外を作成するときに特に役に立ちます。

パラメータ:

message - エラーまたは警告メッセージ。

locator - エラーまたは警告のロケータ・オブジェクト(nullの場合もある)。

関連項目:

Locator

SAXParseException

public SAXParseException(String message,
                         Locator locator,
                         Exception e)

既存の例外をSAXParseExceptionにラップします。

このコンストラクタは、アプリケーションがContentHandlerコールバック内から独自の例外を生成し、SAXExceptionのサブクラスになっていない既存の例外をラップする必要がある場合に非常に便利です。

パラメータ:

message - エラー・メッセージ、警告メッセージ、またはnull。nullの場合は組込み例外のメッセージを利用する。

locator - エラーまたは警告のロケータ・オブジェクト(nullの場合もある)。

e - 任意の例外。

関連項目:

Locator

SAXParseException

public SAXParseException(String message,
                         String publicId,
                         String systemId,
                         int lineNumber,
                         int columnNumber)

新しいSAXParseExceptionを生成します。

このコンストラクタは、主にパーサーの作成者を対象としています。

メッセージを除き、すべてのパラメータは、Locatorから提供された場合と同じになります。たとえば、システム識別子がURL (関連するファイル名を含む)である場合、呼出し側は、例外を生成する前にこれを完全に解決する必要があります。

パラメータ:

message - エラーまたは警告メッセージ。

publicId - エラーまたは警告を生成したエンティティの公開識別子。

systemId - エラーまたは警告を生成したエンティティのシステム識別子。

lineNumber - エラーまたは警告の原因となったテキストの終わりの行番号。

columnNumber - エラーまたは警告の原因となったテキストの終わりの列番号。

SAXParseException

public SAXParseException(String message,
                         String publicId,
                         String systemId,
                         int lineNumber,
                         int columnNumber,
                         Exception e)

組込み例外を使って新しいSAXParseExceptionを生成します。

このコンストラクタは、主に、SAXExceptionのサブクラスになっていない例外をラップする必要があるパーサーの作成者を対象としています。

メッセージと例外を除き、すべてのパラメータは、Locatorから提供された場合と同じになります。たとえば、システム識別子がURL (関連するファイル名を含む)である場合、呼出し側は、例外を生成する前にこれを完全に解決する必要があります。

パラメータ:

message - エラー・メッセージ、警告メッセージ、またはnull。nullの場合は組込み例外のメッセージを利用する。

publicId - エラーまたは警告を生成したエンティティの公開識別子。

systemId - エラーまたは警告を生成したエンティティのシステム識別子。

lineNumber - エラーまたは警告の原因となったテキストの終わりの行番号。

columnNumber - エラーまたは警告の原因となったテキストの終わりの列番号。

e - この例外に組み込む別の例外。

メソッドの詳細

getPublicId

public String getPublicId()

例外の発生元エンティティの公開識別子を取得します。

戻り値:

公開識別子を含む文字列。使用できない場合はnull。

関連項目:

Locator.getPublicId()

getSystemId

public String getSystemId()

例外の発生元エンティティのシステム識別子を取得します。

システム識別子がURLである場合、完全に解決されます。

戻り値:

システム識別子を含む文字列。使用できない場合はnull。

関連項目:

Locator.getSystemId()

getLineNumber

public int getLineNumber()

例外の発生元テキストの終わりの行番号です。

行1は最初の行です。

戻り値:

行番号を表す整数値。使用できない場合は -1。

関連項目:

Locator.getLineNumber()

getColumnNumber

public int getColumnNumber()

例外の発生元テキストの終わりの列番号です。

列1は行内の最初の列です。

戻り値:

列番号を表す整数値。使用できない場合は -1。

関連項目:

Locator.getColumnNumber()

toString

public String toString()

toStringをオーバーライドして、より詳細なエラー・メッセージを提供します。

オーバーライド:

toString、クラス: SAXException

戻り値:

この例外の文字列表現。