javax.swing.event

インタフェースTreeModelListener

すべてのスーパー・インタフェース:

EventListener

既知のすべての実装クラス:

BasicTreeUI.TreeModelHandler, JTree.AccessibleJTree, JTree.TreeModelHandler

public interface TreeModelListener
extends EventListener

TreeModelでの変更を待機するオブジェクト用のインタフェースを定義します。詳細および例は、「The Java Tutorial」の「How to Write a Tree Model Listener」セクションを参照してください。

メソッドのサマリー

修飾子と型	メソッドと説明
void	treeNodesChanged(TreeModelEvent e) ノードまたは兄弟ウィジェットのセットになんらかの変更があったときに呼び出されます。
void	treeNodesInserted(TreeModelEvent e) ノードがツリーに挿入されたあとに呼び出されます。
void	treeNodesRemoved(TreeModelEvent e) ノードがツリーから削除されたあとに呼び出されます。
void	treeStructureChanged(TreeModelEvent e) 指定されたノードから下位でツリーの大幅な構造変更を行なったあとに呼び出されます。

メソッドの詳細

treeNodesChanged

void treeNodesChanged(TreeModelEvent e)

ノードまたは兄弟ウィジェットのセットになんらかの変更があったときに呼び出されます。ノードのツリー内の位置や、ノードの子の配列は変更されていなくても、ほかの属性が変更されていると、表現に影響を及ぼします。例: ファイル名は変更されているが、ファイル・システム内での位置は変わっていない場合などです。

ルートが変更されたことを示すため、childIndicesおよび子はnullになります。

変更されたノードの親を取得するにはe.getPath()を使用します。e.getChildIndices()は変更されたノードのインデックスを返します。

treeNodesInserted

void treeNodesInserted(TreeModelEvent e)

ノードがツリーに挿入されたあとに呼び出されます。

新しいノードの親を取得するにはe.getPath()を使用します。e.getChildIndices()は新しいノードのインデックスを昇順で返します。

treeNodesRemoved

void treeNodesRemoved(TreeModelEvent e)

ノードがツリーから削除されたあとに呼び出されます。このメソッドは、サブツリーがツリーから削除された場合に、削除されたサブツリーのルートに対して1回だけ呼び出されるのであって、削除された各兄弟ウィジェットのセットに対してそれぞれ1回呼び出されるわけではありません。

削除されたノードの元の親を取得するにはe.getPath()を使用します。e.getChildIndices()は削除される前にノードが持っていたインデックスを昇順で返します。

treeStructureChanged

void treeStructureChanged(TreeModelEvent e)

指定されたノードから下位でツリーの大幅な構造変更を行なったあとに呼び出されます。e.getPath()で返されるパスの長さが1で、先頭の要素が現在のルート・ノードを識別しない場合、先頭の要素がツリーの新しいルートになります。

ノードへのパスを取得するにはe.getPath()を使用します。e.getChildIndices()はnullを返します。