javax.swing

インタフェースDesktopManager

既知のすべての実装クラス:

DefaultDesktopManager

public interface DesktopManager

DesktopManagerオブジェクトは、JDesktopPaneオブジェクトによって所有されます。DesktopManagerオブジェクトは、JDesktopPaneのL&F独自の動作を実装する処理を担当します。JInternalFrameの実装は、独自の動作をDesktopManagerに委譲します。たとえば、アイコン化するように要求された場合、JInternalFrameは次の操作を試みます。

    getDesktopPane().getDesktopManager().iconifyFrame(frame);
 

この委譲では、各L&Fがデスクトップ独自のアクションにカスタム動作を提供できるようになります。(たとえば、内部フレームのアイコンがどこにどのように表示されるかなど。)

このクラスはさまざまなJInternalFrameメソッドにポリシーを提供しますが、直接呼び出されるものではなく、さまざまなJInternalFrameメソッドがDesktopManagerに呼び込まれます。

関連項目:

JDesktopPane, JInternalFrame, JInternalFrame.JDesktopIcon

メソッドのサマリー

修飾子と型	メソッドと説明
void	activateFrame(JInternalFrame f) 通常、フレームがフォーカスを持つことを示します。
void	beginDraggingFrame(JComponent f) 通常、ユーザーがコンポーネントのドラッグ開始を示すと呼び出されます。
void	beginResizingFrame(JComponent f, int direction) このメソッドは、通常、ユーザーがフレームのサイズ変更開始を示すと呼び出されます。
void	closeFrame(JInternalFrame f) 通常、フレームがその親から削除されます。
void	deactivateFrame(JInternalFrame f) 通常、フレームがフォーカスを失ったことを示します。
void	deiconifyFrame(JInternalFrame f) 通常、既存のアイコン表現をすべて削除し、フレームをその元のサイズと位置に復元します。
void	dragFrame(JComponent f, int newX, int newY) ユーザーがフレームを移動しました。
void	endDraggingFrame(JComponent f) このメソッドは、ドラッグ・セッションの終わりを示します。
void	endResizingFrame(JComponent f) このメソッドは、サイズ変更セッションの終わりを示します。
void	iconifyFrame(JInternalFrame f) 通常、フレームをその親から削除してアイコン表現を追加します。
void	maximizeFrame(JInternalFrame f) 通常、フレームはその親の境界に一致するようにサイズ変更されます。
void	minimizeFrame(JInternalFrame f) 通常、maximizeFrame()の呼出し前のサイズと位置にフレームが復元されることを示します。
void	openFrame(JInternalFrame f) 可能な場合、フレームを適切な位置に表示します。
void	resizeFrame(JComponent f, int newX, int newY, int newWidth, int newHeight) ユーザーがコンポーネントをサイズ変更しました。
void	setBoundsForFrame(JComponent f, int newX, int newY, int newWidth, int newHeight) プリミティブな形状変更メソッドです。

メソッドの詳細

openFrame

void openFrame(JInternalFrame f)

可能な場合、フレームを適切な位置に表示します。JInternalFrameの作成者はフレームを適切な親に追加するので、通常、これは呼び出されません。

closeFrame

void closeFrame(JInternalFrame f)

通常、フレームがその親から削除されます。

maximizeFrame

void maximizeFrame(JInternalFrame f)

通常、フレームはその親の境界に一致するようにサイズ変更されます。

minimizeFrame

void minimizeFrame(JInternalFrame f)

通常、maximizeFrame()の呼出し前のサイズと位置にフレームが復元されることを示します。

iconifyFrame

void iconifyFrame(JInternalFrame f)

通常、フレームをその親から削除してアイコン表現を追加します。

deiconifyFrame

void deiconifyFrame(JInternalFrame f)

通常、既存のアイコン表現をすべて削除し、フレームをその元のサイズと位置に復元します。

activateFrame

void activateFrame(JInternalFrame f)

通常、フレームがフォーカスを持つことを示します。これは多くの場合、JInternalFrameのIS_SELECTED_PROPERTYがtrueに設定されたあとで呼び出されます。

deactivateFrame

void deactivateFrame(JInternalFrame f)

通常、フレームがフォーカスを失ったことを示します。これは多くの場合、JInternalFrameのIS_SELECTED_PROPERTYがfalseに設定されたあとで呼び出されます。

beginDraggingFrame

void beginDraggingFrame(JComponent f)

通常、ユーザーがコンポーネントのドラッグ開始を示すと呼び出されます。このメソッドは、すべてのdragFrame()呼出しの前に呼び出されて、DesktopManagerがあらゆる必要な状態を準備できるようにします。通常、fはJInternalFrameになります。

dragFrame

void dragFrame(JComponent f,
               int newX,
               int newY)

ユーザーがフレームを移動しました。このメソッドへの呼出しは、beginDraggingFrame()への呼出しのあとに行われます。通常、fはJInternalFrameになります。

endDraggingFrame

void endDraggingFrame(JComponent f)

このメソッドは、ドラッグ・セッションの終わりを示します。DesktopManagerが管理するすべての状態をここで削除できます。通常、fはJInternalFrameになります。

beginResizingFrame

void beginResizingFrame(JComponent f,
                        int direction)

このメソッドは、通常、ユーザーがフレームのサイズ変更開始を示すと呼び出されます。このメソッドは、すべてのresizeFrame()の呼出しの前に呼び出され、DesktopManagerがあらゆる必要な状態を準備できるようにします。通常、fはJInternalFrameになります。

resizeFrame

void resizeFrame(JComponent f,
                 int newX,
                 int newY,
                 int newWidth,
                 int newHeight)

ユーザーがコンポーネントをサイズ変更しました。このメソッドへの呼出しは、beginResizingFrame()への呼出しのあとに行われます。通常、fはJInternalFrameになります。

endResizingFrame

void endResizingFrame(JComponent f)

このメソッドは、サイズ変更セッションの終わりを示します。DesktopManagerが管理するすべての状態をここで削除できます。通常、fはJInternalFrameになります。

setBoundsForFrame

void setBoundsForFrame(JComponent f,
                       int newX,
                       int newY,
                       int newWidth,
                       int newHeight)

プリミティブな形状変更メソッドです。