public final class PrivateCredentialPermission extends Permission
Subject
に属する非公開資格をアクセスから保護します。Subject
は、PrincipalのSetによって表されます。
このPermission
のターゲット名は、Credentialのクラス名およびPrincipalのSetを指定します。このPermissionのアクションに有効な値はreadだけです。ターゲット名は、次の構文に従っている必要があります。
CredentialClass {PrincipalClass "PrincipalName"}*たとえば次のアクセス権は、com.sun.Principalを名前「duke」で保持するSubjectが所有するcom.sun.PrivateCredentialへのアクセスを許可します。次に示す例すべてと同様、この例でも単純化するためにCodebase、Signedby、Principalの情報をgrant文に含んでいませんが、実際のポリシー構成では必要に応じて指定する必要があります。
grant { permission javax.security.auth.PrivateCredentialPermission "com.sun.PrivateCredential com.sun.Principal \"duke\"", "read"; };CredentialClassが「*」の場合は、指定した
Subject
に属するすべての非公開資格へのアクセスが許可されます。「PrincipalName」が「*」の場合は、実際のPrincipalNameに関係なく、指定したPrincipal
を保持する任意のSubject
が所有する、指定した資格へのアクセスが許可されます。たとえば、a.b.Principalを保持する任意のSubject
が所有するa.b.Credentialへのアクセスを許可するには次のようにします。
grant { permission javax.security.auth.PrivateCredentialPermission "a.b.Credential a.b.Principal "*"", "read"; };PrincipalClassとPrincipalNameの両方が「*」になっている場合は、任意の
Subject
によって所有されている指定した資格へのアクセスが許可されます。
また、PrincipalClass/PrincipalNameの対は、繰返し指定できます。
grant { permission javax.security.auth.PrivateCredentialPermission "a.b.Credential a.b.Principal "duke" c.d.Principal "dukette"", "read"; };上記の例では、「duke」という名前の「a.b.Principal」と、「dukette」という名前の「c.d.Principal」の少なくとも2つの関連するPrincipalを持つ
Subject
に属する非公開資格「a.b.Credential」へのアクセスが許可されます。コンストラクタと説明 |
---|
PrivateCredentialPermission(String name, String actions)
指定された
name で新しいPrivateCredentialPermission を作成します。 |
修飾子と型 | メソッドと説明 |
---|---|
boolean |
equals(Object obj)
2つの
PrivateCredentialPermission オブジェクトが等しいかどうかを判定します。 |
String |
getActions()
アクションの「正規の文字列表現」を返します。
|
String |
getCredentialClass()
この
PrivateCredentialPermission に関連付けられたCredentialのClass名を返します。 |
String[][] |
getPrincipals()
この
PrivateCredentialPermission に関連付けられたPrincipal クラスと名前を返します。 |
int |
hashCode()
このオブジェクトのハッシュ・コード値を返します。
|
boolean |
implies(Permission p)
この
PrivateCredentialPermission が、指定されたPermission を示すかどうかを判定します。 |
PermissionCollection |
newPermissionCollection()
PermissionCollection にあるPrivateCredentialPermissionsの同種コレクションを返します。 |
checkGuard, getName, toString
public PrivateCredentialPermission(String name, String actions)
name
で新しいPrivateCredentialPermission
を作成します。name
には、CredentialクラスとPrincipal
のSetの両方を指定します。
name
- CredentialクラスおよびPrincipal
のSetを指定する名前。 actions
- Credentialが読込み可能であることを指定するアクション。IllegalArgumentException
- name
の構文が正しくない場合、またはactions
が「read」(読み取り)ではない場合。public String getCredentialClass()
PrivateCredentialPermission
に関連付けられたCredentialのClass名を返します。
PrivateCredentialPermission
に関連付けられたCredentialのClass名。public String[][] getPrincipals()
PrivateCredentialPermission
に関連付けられたPrincipal
クラスと名前を返します。情報は2次元配列(array[x][y])で返されます。xの値は、Principal
クラスと名前のペアの数に対応しています。y==0のときはPrincipal
クラスの値に対応し、y==1のときはPrincipal
名の値に対応します。たとえばarray[0][0]は、配列の最初にあるPrincipal
のクラス名に対応します。array[0][1]は、配列の最初にあるPrincipal
のPrincipal
名に対応します。
PrivateCredentialPermission
に関連付けられたPrincipal
クラスと名前を返します。public boolean implies(Permission p)
PrivateCredentialPermission
が、指定されたPermission
を示すかどうかを判定します。
このメソッドは次の場合にtrueを返します。
[* P1 "duke"] implies [a.b.Credential P1 "duke"]. [C1 P1 "duke"] implies [C1 P1 "duke" P2 "dukette"]. [C1 P2 "dukette"] implies [C1 P1 "duke" P2 "dukette"].
implies
、クラス: Permission
p
- チェック対象のPermission
。PrivateCredentialPermission
が指定されたPermission
を示す場合はtrue、示さない場合はfalse。public boolean equals(Object obj)
PrivateCredentialPermission
オブジェクトが等しいかどうかを判定します。objがPrivateCredentialPermission
であり、このオブジェクトと同じ資格クラスおよび同じPrincipalを保持することを確認します。各Permissionのターゲット名でのPrincipalの順番は関係ありません。
equals
、クラス: Permission
obj
- このオブジェクトと等しいかどうかが判定されるオブジェクト。PrivateCredentialPermission
であり、かつ、このオブジェクトと同じ資格クラスおよび同じPrincipalを保持する場合はtrue。Object.hashCode()
、HashMap
public int hashCode()
hashCode
、クラス: Permission
Object.equals(java.lang.Object)
, System.identityHashCode(java.lang.Object)
public String getActions()
getActions
、クラス: Permission
public PermissionCollection newPermissionCollection()
PermissionCollection
にあるPrivateCredentialPermissionsの同種コレクションを返します。そのようなPermissionCollection
は定義されていないので、このメソッドは常にnull
を返します。
newPermissionCollection
、クラス: Permission
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