public class JobStateReason extends EnumSyntax implements Attribute
JobState
属性をよりわかりやすくする情報を値の列挙として提供する印刷属性クラスです。JobStateReasonクラスはジョブの状態理由を表す標準の値を定義します。印刷サービスを実装する場合、通知する必要があるジョブ状態理由は特定の実装に適応するものだけです。
JobStateReasonのインスタンスは印刷ジョブの属性セットでは直接使用されません。JobStateReasons
属性が使用されます。JobStateReasons
属性には、印刷ジョブのステータスに関連するJobStateReasonオブジェクトがまったく含まれない場合もあり、1つ以上含まれる場合もあります。プリンタは印刷ジョブのJobStateReasonオブジェクトに対応する条件がtrueになったときに、JobStateReasonオブジェクトを印刷ジョブのJobStateReasons
属性に追加し、falseになったときにこのオブジェクトを削除します。印刷ジョブ全体のJobState
の変更とは無関係にこの処理が行われます。
IPP互換性: getName()
によって返されるカテゴリ名はIPP属性の名前です。列挙の整数値はIPP列挙型値です。toString()
メソッドは、属性値のIPP文字列表現を返します。
修飾子と型 | フィールドと説明 |
---|---|
static JobStateReason |
ABORTED_BY_SYSTEM
ジョブがシステム側で中止されました。
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static JobStateReason |
COMPRESSION_ERROR
ドキュメント・データの圧縮解除中にプリンタがエラーを検出したため、ジョブがシステム側で中止されました。
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static JobStateReason |
DOCUMENT_ACCESS_ERROR
参照で渡されたドキュメント、つまりURLとして表された印刷データ・オブジェクトにアクセスできませんでした。
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static JobStateReason |
DOCUMENT_FORMAT_ERROR
ドキュメント・データの処理中にプリンタがエラーを検出したため、ジョブがシステム側で中止されました。
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static JobStateReason |
JOB_CANCELED_AT_DEVICE
ジョブが未確認のローカル・ユーザー、つまりデバイスのコンソールからログインしたユーザーによって取り消されました。
|
static JobStateReason |
JOB_CANCELED_BY_OPERATOR
ジョブはoperator、つまりローカルまたはリモートのどちらかでoperator権限を持つユーザーによって取り消されました。
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static JobStateReason |
JOB_CANCELED_BY_USER
ジョブは所有者、つまり認証IDが印刷ジョブを生成した発生元のユーザーと一致するユーザー、またはジョブ所有者のセキュリティ・グループのメンバーなどの、一定の権限を持つエンド・ユーザーによって取り消されました。
|
static JobStateReason |
JOB_COMPLETED_SUCCESSFULLY
ジョブが正常に完了しました。
|
static JobStateReason |
JOB_COMPLETED_WITH_ERRORS
ジョブは完了していますがエラーが(そしておそらく警告も)出されています。
|
static JobStateReason |
JOB_COMPLETED_WITH_WARNINGS
ジョブは完了していますが警告が出されています。
|
static JobStateReason |
JOB_DATA_INSUFFICIENT
プリンタ上に印刷ジョブが生成されていますが、ジョブの状態をPROCESSINGに変更するためには、さらに印刷データが必要です。
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static JobStateReason |
JOB_HOLD_UNTIL_SPECIFIED
ジョブの
JobHoldUntil 属性の値が未来の日付と時刻で指定されました。 |
static JobStateReason |
JOB_INCOMING
プリンタ上に印刷ジョブが生成されていますが、すべての印刷データへのアクセス、またはすべての印刷データの受け取りが終了していません。
|
static JobStateReason |
JOB_INTERPRETING
ジョブの状態はPROCESSINGであり、より具体的にはプリンタがドキュメント・データを解釈中です。
|
static JobStateReason |
JOB_OUTGOING
プリンタがジョブを出力デバイスに転送しています。
|
static JobStateReason |
JOB_PRINTING
出力デバイスが媒体をマーキングしています。
|
static JobStateReason |
JOB_QUEUED
ジョブの状態はPROCESSINGであり、より具体的にはプリンタがドキュメント・データをキューに送信中です。
|
static JobStateReason |
JOB_QUEUED_FOR_MARKER
ジョブの状態がPENDING_HELD、PENDING、またはPROCESSINGのいずれかであり、より具体的には、ドキュメントに対してマーキングのために十分な処理がプリンタで完了し、ジョブがマーカーを待っている状態です。
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static JobStateReason |
JOB_RESTARTABLE
このジョブは削除されずに残っており、現在再開が可能です。
|
static JobStateReason |
JOB_TRANSFORMING
ジョブの状態はPROCESSINGであり、より具体的にはプリンタがドキュメント・データを解釈し、別の形態の電子情報を生成中です。
|
static JobStateReason |
PRINTER_STOPPED
プリンタの
PrinterState 属性の値はSTOPPEDです。 |
static JobStateReason |
PRINTER_STOPPED_PARTLY
プリンタの
PrinterStateReasons 属性の値にSTOPPED_PARTLYのPrinterStateReason 値が含まれています。 |
static JobStateReason |
PROCESSING_TO_STOP_POINT
要求側がジョブを取り消したか、またはプリンタがジョブを中止しましたが、指定された停止ポイントに到達するまで、またはジョブの終了およびクリーンアップが完了するまで、プリンタ側で何らかのアクションが実行されています。
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static JobStateReason |
QUEUED_IN_DEVICE
ジョブがステータスを返すことのできないデバイスまたは印刷システムに転送されました。
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static JobStateReason |
RESOURCES_ARE_NOT_READY
媒体、フォント、リソース・オブジェクトなどの、ジョブが必要とするリソースの少なくとも1つが、ジョブが印刷される予定になっているプリンタ上で準備できていません。
|
static JobStateReason |
SERVICE_OFF_LINE
プリンタがオフラインであり、ジョブを受け付けません。
|
static JobStateReason |
SUBMISSION_INTERRUPTED
ジョブが何らかの予期しないエラーで完全に送信されませんでした。
|
static JobStateReason |
UNSUPPORTED_COMPRESSION
ドキュメント・データの圧縮解除中に、圧縮形式がプリンタでサポートされていないものであると判定されたため、ジョブがシステム側で中止されました。
|
static JobStateReason |
UNSUPPORTED_DOCUMENT_FORMAT
ドキュメント・データの形式(doc flavor)をプリンタがサポートしていないため、ジョブはシステム側で中止されました。
|
修飾子 | コンストラクタと説明 |
---|---|
protected |
JobStateReason(int value)
指定された整数値を使用して新しいジョブ状態理由列挙値を構築します。
|
修飾子と型 | メソッドと説明 |
---|---|
Class<? extends Attribute> |
getCategory()
この印刷属性値の「カテゴリ」として使用される印刷属性クラスを返します。
|
protected EnumSyntax[] |
getEnumValueTable()
JobStateReasonクラスの列挙値テーブルを返します。
|
String |
getName()
属性値がインスタンスとなるカテゴリの名前を返します。
|
protected String[] |
getStringTable()
JobStateReasonクラスの文字列テーブルを返します。
|
clone, getOffset, getValue, hashCode, readResolve, toString
public static final JobStateReason JOB_INCOMING
public static final JobStateReason JOB_DATA_INSUFFICIENT
public static final JobStateReason DOCUMENT_ACCESS_ERROR
JobStateReasons
属性にCOMPLETED_WITH_ERRORS理由を追加する場合があります。どちらになるかは実装のポリシーまたはサイトのポリシー、あるいはその両方で決定されます。URLとして表される印刷データ・オブジェクトを持つドキュメント・フレーバをプリンタがサポートする場合、この値がサポートされている必要があります。public static final JobStateReason SUBMISSION_INTERRUPTED
public static final JobStateReason JOB_OUTGOING
public static final JobStateReason JOB_HOLD_UNTIL_SPECIFIED
JobHoldUntil
属性の値が未来の日付と時刻で指定されました。この指定を変更するまでジョブは処理対象になりません。またジョブが保持されている理由はこれのみです。JobHoldUntil
ジョブ・テンプレート属性がサポートされている場合にこの値がサポートされている必要があります。public static final JobStateReason RESOURCES_ARE_NOT_READY
public static final JobStateReason PRINTER_STOPPED_PARTLY
PrinterStateReasons
属性の値にSTOPPED_PARTLYのPrinterStateReason
値が含まれています。public static final JobStateReason PRINTER_STOPPED
PrinterState
属性の値はSTOPPEDです。public static final JobStateReason JOB_INTERPRETING
public static final JobStateReason JOB_QUEUED
public static final JobStateReason JOB_TRANSFORMING
public static final JobStateReason JOB_QUEUED_FOR_MARKER
public static final JobStateReason JOB_PRINTING
public static final JobStateReason JOB_CANCELED_BY_USER
public static final JobStateReason JOB_CANCELED_BY_OPERATOR
public static final JobStateReason JOB_CANCELED_AT_DEVICE
public static final JobStateReason ABORTED_BY_SYSTEM
public static final JobStateReason UNSUPPORTED_COMPRESSION
Compression
は必須ドキュメント記述属性であるため、この値がサポートされる必要があります。public static final JobStateReason COMPRESSION_ERROR
public static final JobStateReason UNSUPPORTED_DOCUMENT_FORMAT
"application/octet-stream"
のドキュメント・フレーバをクライアントが指定している場合、ドキュメント・データの実際の形式をプリンタが自動検知できなければ、たとえ明示的に指定されていればサポートしている形式でも、ジョブは中止されることがあります。ドキュメント・フレーバは各ドキュメントに必ず指定する必要があるため、この値はサポートする必要があります。public static final JobStateReason DOCUMENT_FORMAT_ERROR
public static final JobStateReason PROCESSING_TO_STOP_POINT
状態がPROCESSINGまたはPROCESSING_STOPPEDのジョブを取り消すために一定の時間が要求される実装形態の場合は、プリンタはこの理由を使用して、ジョブの状態がPROCESSINGまたはPROCESSING_STOPPEDの間に何らかのアクションを実行することを示します。すべてのジョブのジョブ記述属性の増加が停止したあとで、ジョブの状態がPROCESSINGからCANCELEDまたはABORTEDに変更されます。
public static final JobStateReason SERVICE_OFF_LINE
public static final JobStateReason JOB_COMPLETED_SUCCESSFULLY
public static final JobStateReason JOB_COMPLETED_WITH_WARNINGS
public static final JobStateReason JOB_COMPLETED_WITH_ERRORS
public static final JobStateReason JOB_RESTARTABLE
JobStateReasons
属性に含まれる場合、プリンタはこのジョブの再開要求を受け入れる必要があります。ジョブの再開機能はJavaの印刷サービスAPIには現在は用意されていません。public static final JobStateReason QUEUED_IN_DEVICE
JobState
属性をCOMPLETEDに設定し、プリンタがジョブの追加情報を持たず、これ以上詳しい情報が得られないことを示すためにQUEUED_IN_DEVICE理由をジョブのJobStateReasons
属性に追加します。protected JobStateReason(int value)
value
- 整数値。protected String[] getStringTable()
getStringTable
、クラス: EnumSyntax
protected EnumSyntax[] getEnumValueTable()
getEnumValueTable
、クラス: EnumSyntax
public final Class<? extends Attribute> getCategory()
JobStateReasonクラス、およびベンダー定義の任意のサブクラスでは、カテゴリはJobStateReasonクラス自身になります。
getCategory
、インタフェース: Attribute
java.lang.Class
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