javax.print.attribute.standard

クラスJobImpressions

java.lang.Object

javax.print.attribute.IntegerSyntax

javax.print.attribute.standard.JobImpressions

すべての実装されたインタフェース:

Serializable, Cloneable, Attribute, PrintJobAttribute, PrintRequestAttribute

public final class JobImpressions
extends IntegerSyntax
implements PrintRequestAttribute, PrintJobAttribute

JobImpressionsクラスは、送信されるドキュメントの印刷データの数の合計数を指定する整数型の値の印刷属性クラスです。「印刷データ」は単一のメディア・ページに組み付けられた画像です。異なる構成により、多くの出力ストリーム・ページが存在します。

JobImpressions属性はジョブのサイズを記述します。この属性は、カウンタとなるためのものではありません。これは、有益なルーティングおよびスケジューリング情報(既知の場合)となるためのものです。プリンタは、Print Requestに指定されない場合、JobImpressions属性の値を計算しようとします。クライアントがJobImpressions属性の値をPrint Requestに指定する場合でも、プリンタが、クライアントが指定した値より正確な値を計算できる場合、プリンタは値の変更を選択できます。プリンタは、ちょうどジョブを送信した時間またはそのしばらく後にJobImpressions属性の正しい値を指定できます。

JobKOctetsと同様に、JobImpressions値はCopies属性によって指定されるコピー部数が寄与する乗法因子を保持してはいけません。つまり、デバイスがジョブまたはドキュメント・データに対して複数のパスを行わずに複数のコピー部数を処理できるかどうか、また出力がページ揃えであるかどうかに依存してはいけません。この結果、値は実装から独立し、コピー部数に依存しない印刷データで測定されたドキュメントのサイズを反映します。

JobKOctetsと同様に、JobImpressions値は、ドキュメント・データに組み込まれているコピー部数の命令が寄与する乗除因子も保持してはいけません。ドキュメント・データが実際にドキュメント・データの複製を保持している場合は、この値はこのような複製を含みます。言い換えると、この値は、ジョブによって生成される印刷データの数の測定によるのではなく、常にソース・ドキュメント・データの印刷データの数になります。

IPP互換性: 整数値はIPP整数値を示します。getName()によって返されるカテゴリ名はIPP属性の名前を示します。

関連項目:

JobImpressionsSupported, JobImpressionsCompleted, JobKOctets, JobMediaSheets, 直列化された形式

コンストラクタのサマリー

コンストラクタ

コンストラクタと説明
JobImpressions(int value) 指定された整数値で新しいジョブ印刷データ属性を構築します。

メソッドのサマリー

修飾子と型	メソッドと説明
boolean	equals(Object object) このジョブ印刷データ属性がオブジェクトに渡された属性と等しいかどうかを返します。
Class<? extends Attribute>	getCategory() この印刷属性値の「カテゴリ」として使用される印刷属性クラスを返します。
String	getName() 属性値がインスタンスとなるカテゴリの名前を返します。

クラス javax.print.attribute.IntegerSyntaxから継承されたメソッド

getValue, hashCode, toString

クラス java.lang.Objectから継承されたメソッド

clone, finalize, getClass, notify, notifyAll, wait, wait, wait

コンストラクタの詳細

JobImpressions

public JobImpressions(int value)

指定された整数値で新しいジョブ印刷データ属性を構築します。

パラメータ:

value - 整数値。

例外:

IllegalArgumentException - 非チェック例外。valueが0より小さい場合にスローされる。

メソッドの詳細

equals

public boolean equals(Object object)

このジョブ印刷データ属性がオブジェクトに渡された属性と等しいかどうかを返します。次の条件がすべてtrueの場合に同等とみなされます。

1. objectがnullではない。
2. objectがJobImpressionsクラスのインスタンスである。
3. このジョブ印刷データ属性の値とobjectの値が同じである。

オーバーライド:

equals、クラス: IntegerSyntax

パラメータ:

object - 比較対象のオブジェクト。

戻り値:

objectがこのジョブ印刷データ属性と等しい場合はtrue、そうでない場合はfalse。

関連項目:

Object.hashCode()、HashMap

getCategory

public final Class<? extends Attribute> getCategory()

この印刷属性値の「カテゴリ」として使用される印刷属性クラスを返します。

JobImpressionsクラスの場合、カテゴリはJobImpressionsクラス自体です。

定義:

getCategory、インタフェース: Attribute

戻り値:

印刷属性クラス(カテゴリ)、java.lang.Classクラスのインスタンス。

getName

public final String getName()

属性値がインスタンスとなるカテゴリの名前を返します。

JobImpressionsクラスの場合、カテゴリ名は"job-impressions"です。

定義:

getName、インタフェース: Attribute

戻り値:

属性カテゴリの名前