public class DirectoryManager extends NamingManager
このクラスはNamingManagerを拡張したものです。サービス・プロバイダがオブジェクト・ファクトリおよび状態ファクトリにアクセスするとき、および連合をサポートする継続コンテキストを取得するときに使用するメソッドを格納します。
DirectoryManagerは、複数のスレッドによる並行アクセスでもセキュリティ上安全です。
別途注釈のある場合を除いて、Name、Attributes、またはメソッドに渡される環境パラメータは、呼出し側が所有します。実装はオブジェクトを変更せず、そのオブジェクトに対する参照も保持しませんが、その複製またはコピーに対する参照を保持することがあります。
DirObjectFactory
, DirStateFactory
CPE
修飾子と型 | メソッドと説明 |
---|---|
static DirContext |
getContinuationDirContext(CannotProceedException cpe)
DirContext操作を続行するコンテキストを作成します。
|
static Object |
getObjectInstance(Object refInfo, Name name, Context nameCtx, Hashtable<?,?> environment, Attributes attrs)
指定されたオブジェクト、属性、および環境にオブジェクトのインスタンスを生成します。
|
static DirStateFactory.Result |
getStateToBind(Object obj, Name name, Context nameCtx, Hashtable<?,?> environment, Attributes attrs)
元のオブジェクトおよびその属性が指定されたときに、オブジェクトのバインディングの状態を取得します。
|
getContinuationContext, getInitialContext, getObjectInstance, getStateToBind, getURLContext, hasInitialContextFactoryBuilder, setInitialContextFactoryBuilder, setObjectFactoryBuilder
public static DirContext getContinuationDirContext(CannotProceedException cpe) throws NamingException
cpe
- この継続をトリガーしたnull以外の例外。NamingException
- ネーミング例外が発生した場合。NamingManager.getContinuationContext(CannotProceedException)
public static Object getObjectInstance(Object refInfo, Name name, Context nameCtx, Hashtable<?,?> environment, Attributes attrs) throws Exception
このメソッドはNamingManager.getObjectInstanceとほぼ同じですが、次の点が違います。
refInfo
- オブジェクトを作成する対象となるnullの可能性があるオブジェクト。name
- nameCtx
を基準にしたこのオブジェクトの名前。名前の指定はオプション。省略される場合は、name
をnullにする。nameCtx
- name
パラメータが基準にして指定されているコンテキスト。nullの場合、name
はデフォルトの初期コンテキストを基準にする。environment
- オブジェクト・ファクトリとオブジェクトの作成で使用されるnullの可能性がある環境。attrs
- nullの可能性がある、refInfoに関連した属性。これはrefInfoの完全属性セットではない場合がある。ディレクトリからさらに属性を読み込めることがある。refInfo
およびattrsを使って生成されたオブジェクト、またはファクトリがオブジェクトを生成できない場合はrefInfo
。NamingException
- URLコンテキストを取得するときにネーミング例外が見つかった場合、またはアクセスしたファクトリの1つがNamingExceptionをスローした場合。Exception
- アクセスされたいずれかのファクトリが例外をスローした場合、またはファクトリやオブジェクト・クラスのロード中およびインスタンス化中にエラーが検出された場合。ファクトリは、オブジェクトの作成にほかのファクトリが使用されるようにしたくない場合にのみ例外をスローするようにする。DirObjectFactory.getObjectInstance()を参照。NamingManager.getURLContext(java.lang.String, java.util.Hashtable<?, ?>)
, DirObjectFactory
, DirObjectFactory.getObjectInstance(java.lang.Object, javax.naming.Name, javax.naming.Context, java.util.Hashtable<?, ?>, javax.naming.directory.Attributes)
public static DirStateFactory.Result getStateToBind(Object obj, Name name, Context nameCtx, Hashtable<?,?> environment, Attributes attrs) throws NamingException
このメソッドはNamingManager.getStateToBindに似ていますが、次の点が違います。
試行する状態ファクトリのリストを決定する方法の説明については、NamingManager.getStateToBind()を参照してください。
このメソッドが返すオブジェクトは呼出し側が所有します。実装は続いてこれを変更しません。実装には、呼出し側が所有するのと同じ新しいAttributesオブジェクトか、元のattrsパラメータへの参照のどちらかを含みます。
obj
- バインドする状態を取得する対象となるnull以外のオブジェクト。name
- nameCtx
を基準にしたこのオブジェクトの名前、または名前が指定されていない場合はnull。nameCtx
- name
パラメータが基準にして指定されているコンテキスト、またはname
がデフォルトの初期コンテキストを基準にしている場合はnull。environment
- 状態ファクトリとオブジェクトの状態の作成で使用されるnullの可能性がある環境。attrs
- nullの可能性がある、オブジェクトにバインドされるAttribute。NamingException
- ファクトリを使用中にネーミング例外が発生した場合。ファクトリは、オブジェクトの作成にほかのファクトリが使用されるようにしたくない場合にのみ例外をスローするようにする。DirStateFactory.getStateToBind()を参照。DirStateFactory
, DirStateFactory.getStateToBind(java.lang.Object, javax.naming.Name, javax.naming.Context, java.util.Hashtable<?, ?>, javax.naming.directory.Attributes)
, NamingManager.getStateToBind(java.lang.Object, javax.naming.Name, javax.naming.Context, java.util.Hashtable<?, ?>)
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