public class BasicAttributes extends Object implements Attributes
BasicAttributesは、大文字と小文字の区別ありと、大文字と小文字の区別なしのどちらかになります。このプロパティは、BasicAttributesコンストラクタが呼び出された時点で決定されます。大文字と小文字の区別をしないBasicAttributesの場合は、属性の検索または属性の追加の際に、属性識別子の大文字と小文字は区別されません。大文字と小文字の区別をするBasicAttributesの場合は、大文字と小文字は区別されます。
BasicAttributesクラスがAttributeを作成する必要がある場合、BasicAttributeを使用します。BasicAttributeに依存しているものはほかにありません。
BasicAttributesの変更(属性の追加、削除など)は、該当するディレクトリの属性の表示には影響しません。ディレクトリの変更は、DirContextインタフェースの操作を使用した場合に限り、有効になります。
BasicAttributesインスタンスは、並行マルチスレッド・アクセスに対して同期化されません。単一のBasicAttributesインスタンスをアクセスおよび変更しようとする複数のスレッドによって、オブジェクトはロックされます。
DirContext.getAttributes(javax.naming.Name)
, DirContext.modifyAttributes(javax.naming.Name, int, javax.naming.directory.Attributes)
, DirContext.bind(javax.naming.Name, java.lang.Object, javax.naming.directory.Attributes)
, DirContext.rebind(javax.naming.Name, java.lang.Object, javax.naming.directory.Attributes)
, DirContext.createSubcontext(javax.naming.Name, javax.naming.directory.Attributes)
, DirContext.search(javax.naming.Name, javax.naming.directory.Attributes, java.lang.String[])
, 直列化された形式コンストラクタと説明 |
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BasicAttributes()
Attributesのインスタンスを新しく構築します。
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BasicAttributes(boolean ignoreCase)
Attributesのインスタンスを新しく構築します。
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BasicAttributes(String attrID, Object val)
Attributesのインスタンスを1つの属性で新しく構築します。
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BasicAttributes(String attrID, Object val, boolean ignoreCase)
Attributesのインスタンスを1つの属性で新しく構築します。
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修飾子と型 | メソッドと説明 |
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Object |
clone()
このオブジェクトのコピーを作成して、返します。
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boolean |
equals(Object obj)
このBasicAttributesが別のAttributesに等しいかどうかを判定します。2つのAttributesが等しいのは、その両方がAttributesのインスタンスであり、属性IDの大文字と小文字を同じ方法で扱い、さらに同じ属性を含んでいる場合です。
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Attribute |
get(String attrID)
属性セットから、指定された属性IDを持つ属性を取り込みます。
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NamingEnumeration<Attribute> |
getAll()
属性セットの属性の列挙を取り出します。
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NamingEnumeration<String> |
getIDs()
属性セットの属性IDの列挙を取り出します。
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int |
hashCode()
このBasicAttributesのハッシュ・コードを計算します。
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boolean |
isCaseIgnored()
属性の取り込みまたは追加をしているときに、属性セットが属性識別子の大文字と小文字を無視するかどうかを判別します。
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Attribute |
put(Attribute attr)
属性セットに新しい属性を追加します。
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Attribute |
put(String attrID, Object val)
属性セットに新しい属性を追加します。
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Attribute |
remove(String attrID)
属性セットから属性ID「attrID」を持つ属性を削除します。
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int |
size()
属性セットの属性数を取り込みます。
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String |
toString()
この属性セットの文字列表記を生成します。
|
public BasicAttributes()
public BasicAttributes(boolean ignoreCase)
ignoreCase
がtrueの場合、属性識別子の大文字と小文字は無視されます。それ以外の場合は、大文字と小文字は意味を持ちます。ignoreCase
- trueは、属性を取得または追加するときに、この属性セットがその属性識別子の大文字と小文字を無視することを示す。falseは大文字と小文字に従うことを示す。public BasicAttributes(String attrID, Object val)
attrID
- 追加する属性のnull以外のID。val
- 追加する属性の値。nullの場合は、null値が属性に追加される。public BasicAttributes(String attrID, Object val, boolean ignoreCase)
ignoreCase
がtrueの場合、属性識別子の大文字と小文字は無視されます。それ以外の場合は、大文字と小文字は意味を持ちます。attrID
- 追加する属性のnull以外のID。この属性セットがその属性IDの大文字と小文字を無視する場合、attrIDの大文字と小文字は無視される。val
- 追加する属性の値。nullの場合は、null値が属性に追加される。ignoreCase
- trueは、属性を取得または追加するときに、この属性セットがその属性識別子の大文字と小文字を無視することを示す。falseは大文字と小文字に従うことを示す。public Object clone()
Object
x
について、次の式
がtrueであり、次の式x.clone() != x
がx.clone().getClass() == x.getClass()
true
になることですが、これらは絶対的な要件ではありません。また次の式
がx.clone().equals(x)
true
になりますが、これは絶対的な要件ではありません。
慣例上、返されたオブジェクトは、super.clone
を呼び出すことによって取得するようにしてください。クラスとそのすべてのスーパー・クラス(Object
を除く)がこの規則に従っている場合は、x.clone().getClass()== x.getClass()
が成立します。
通常、このメソッドにより返されるオブジェクトは、このオブジェクト(複製されている)から独立している必要があります。この独立性を実現するには、super.clone
によって返されたオブジェクトを返す前に、その1つ以上のフィールドを変更することが必要になる場合があります。これは、通常、複製するオブジェクトの内部「深層構造」を構成する可変オブジェクトのコピー、およびこれらのオブジェクトへの参照をコピーへの参照に置き換えることを意味します。クラスにプリミティブ・フィールドまたは不変オブジェクトへの参照しか含まれていない場合は、通常、super.clone
によって返されたオブジェクト内のフィールドを変更する必要がありません。
クラスObject
のメソッドclone
は、特定のクローニング操作を実行します。まず、このオブジェクトのクラスがインタフェースCloneable
を実装していない場合は、CloneNotSupportedException
がスローされます。すべての配列がインタフェースCloneable
を実装していると見なされること、および配列型T[]
のclone
メソッドの戻り値の型はT[]
(ここで、Tは任意の参照またはプリミティブ型)です。そうでない場合、このメソッドはこのオブジェクトのクラスの新しいインスタンスを生成し、そのフィールドをすべて、このオブジェクトの対応する各フィールドの内容で初期化します。これは代入と同様で、フィールドの内容自身が複製されるのではありません。つまりこのメソッドは、オブジェクトの「シャロー・コピー」を生成しますが、「ディープ・コピー」は生成しません。
クラスObject
自体はインタフェースCloneable
を実装していないため、クラスがObject
であるオブジェクトに対してclone
メソッドを呼び出すと、実行時に例外がスローされます。
clone
、インタフェース: Attributes
clone
、クラス: Object
Cloneable
public boolean isCaseIgnored()
Attributes
isCaseIgnored
、インタフェース: Attributes
public int size()
Attributes
size
、インタフェース: Attributes
public Attribute get(String attrID)
Attributes
get
、インタフェース: Attributes
attrID
- 取得する属性のnull以外のID。この属性セットが属性IDの大文字と小文字を区別しない場合、attrIDの大文字と小文字は区別されない。Attributes.put(java.lang.String, java.lang.Object)
, Attributes.remove(java.lang.String)
public NamingEnumeration<Attribute> getAll()
Attributes
getAll
、インタフェース: Attributes
public NamingEnumeration<String> getIDs()
Attributes
getIDs
、インタフェース: Attributes
public Attribute put(String attrID, Object val)
Attributes
put
、インタフェース: Attributes
attrID
- 追加する属性のnull以外のID。属性セットがその属性IDの大文字と小文字を無視する場合、attrIDの大文字と小文字は無視される。val
- 追加する属性のnullの可能性がある値。nullの場合、この属性には値が含まれない。Attributes.remove(java.lang.String)
public Attribute put(Attribute attr)
Attributes
put
、インタフェース: Attributes
attr
- 追加するnull以外の属性。属性セットがその属性IDの大文字と小文字を無視する場合、attrのIDの大文字と小文字は無視される。Attributes.remove(java.lang.String)
public Attribute remove(String attrID)
Attributes
remove
、インタフェース: Attributes
attrID
- 削除する属性のnull以外のID。属性セットが属性IDの大文字と小文字を区別しない場合、attrIDの大文字と小文字は区別されない。public String toString()
public boolean equals(Object obj)
equals
、クラス: Object
obj
- 比較対象となるnullの可能性があるオブジェクト。hashCode()
public int hashCode()
ハッシュ・コードは、このオブジェクトの属性のハッシュ・コードを加算することによって計算されます。このBasicAttributesが属性IDの大文字と小文字を区別しない場合はハッシュ・コードに1が加算されます。サブクラスがhashCode()をオーバーライドした場合、サブクラスはequals()も同じようにオーバーライドして、等しい2つのAttributesインスタンスが同じハッシュ・コードを持つようにします。
hashCode
、クラス: Object
equals(java.lang.Object)
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