DoubleStream (Java Platform SE 8)

すべてのスーパー・インタフェース:

AutoCloseable, BaseStream<Double,DoubleStream>
```
public interface DoubleStream
extends BaseStream<Double,DoubleStream>
```
順次および並列の集約操作をサポートするプリミティブdouble値要素のシーケンスです。これは、Streamに対してdoubleプリミティブ特殊化を行ったものです。
次の例は、StreamとDoubleStreamを使って赤色のウィジェットの重さの合計を計算する集計操作を示したものです。
```
     double sum = widgets.stream()
                         .filter(w -> w.getColor() == RED)
                         .mapToDouble(w -> w.getWeight())
                         .sum();
 
```
ストリーム、ストリーム操作、ストリーム・パイプライン、および並列性の詳しい仕様については、Streamのクラス・ドキュメントやjava.util.streamのパッケージ・ドキュメントを参照してください。
導入されたバージョン:

1.8

関連項目:

Stream, java.util.stream

ネストされたクラスのサマリー

ネストされたクラス
修飾子と型インタフェースと説明

static interface DoubleStream.Builder
DoubleStreamの可変ビルダーです。

ネストされたクラス
修飾子と型	インタフェースと説明
`static interface`	`DoubleStream.Builder` `DoubleStream`の可変ビルダーです。

メソッドのサマリー

すべてのメソッド staticメソッドインスタンス・メソッド抽象メソッドデフォルト・メソッド
修飾子と型	メソッドと説明
`boolean`	`allMatch(DoublePredicate predicate)` このストリームのすべての要素が指定された述語に一致するかどうかを返します。
`boolean`	`anyMatch(DoublePredicate predicate)` このストリームのいずれかの要素が指定された述語に一致するかどうかを返します。
`OptionalDouble`	`average()` このストリームの要素の算術平均を記述する`OptionalDouble`または空のOptional (このストリームが空の場合)を返します。
`Stream<Double>`	`boxed()` このストリームの各要素を`Double`にボクシングした結果から構成される`Stream`を返します。
`static DoubleStream.Builder`	`builder()` `DoubleStream`のビルダーを返します。
`<R> R`	`collect(Supplier<R> supplier, ObjDoubleConsumer<R> accumulator, BiConsumer<R,R> combiner)` このストリームの要素に対して可変リダクション操作を実行します。
`static DoubleStream`	`concat(DoubleStream a, DoubleStream b)` 最初のストリームの全要素と2番目のストリームの全要素を連結したものを要素に持つ、遅延連結ストリームを作成します。
`long`	`count()` このストリームの要素の個数を返します。
`DoubleStream`	`distinct()` このストリームの重複を除いた要素から構成されるストリームを返します。
`static DoubleStream`	`empty()` 空の順次`DoubleStream`を返します。
`DoubleStream`	`filter(DoublePredicate predicate)` このストリームの要素のうち、指定された述語に一致するものから構成されるストリームを返します。
`OptionalDouble`	`findAny()` ストリームのある要素を記述する`OptionalDouble`または空の`OptionalDouble` (ストリームが空の場合)を返します。
`OptionalDouble`	`findFirst()` このストリームの最初の要素を記述する`OptionalDouble`または空の`OptionalDouble` (ストリームが空の場合)を返します。
`DoubleStream`	`flatMap(DoubleFunction<? extends DoubleStream> mapper)` このストリームの各要素をマップされたストリーム(指定されたマッピング関数を各要素に適用することで得られる)の内容で置き換えた結果から成るストリームを返します。
`void`	`forEach(DoubleConsumer action)` このストリームの各要素に対してアクションを実行します。
`void`	`forEachOrdered(DoubleConsumer action)` このストリームの各要素に対してアクションを実行します。検出順が定義されたストリームでは、各要素が検出順に処理されることが保証されます。
`static DoubleStream`	`generate(DoubleSupplier s)` 指定された`DoubleSupplier`によって生成される要素を含む、順序付けされていない無限順次ストリームを返します。
`static DoubleStream`	`iterate(double seed, DoubleUnaryOperator f)` 初期要素`seed`に関数`f`を繰り返し適用することで生成される、順序付けされた無限順次`DoubleStream`を返します(`seed`、`f(seed)`、`f(f(seed))`、といった要素から成る`Stream`が生成される)。
`PrimitiveIterator.OfDouble`	`iterator()` このストリームの要素のイテレータを返します。
`DoubleStream`	`limit(long maxSize)` このストリームの要素を`maxSize`以内の長さに切り詰めた結果から成るストリームを返します。
`DoubleStream`	`map(DoubleUnaryOperator mapper)` このストリームの要素に指定された関数を適用した結果から構成されるストリームを返します。
`IntStream`	`mapToInt(DoubleToIntFunction mapper)` このストリームの要素に指定された関数を適用した結果から構成される`IntStream`を返します。
`LongStream`	`mapToLong(DoubleToLongFunction mapper)` このストリームの要素に指定された関数を適用した結果から構成される`LongStream`を返します。
`<U> Stream<U>`	`mapToObj(DoubleFunction<? extends U> mapper)` 指定された関数をこのストリームの要素に適用した結果から構成される、オブジェクト値の`Stream`を返します。
`OptionalDouble`	`max()` このストリームの最大要素を記述する`OptionalDouble`または空のOptionalDouble (このストリームが空の場合)を返します。
`OptionalDouble`	`min()` このストリームの最小要素を記述する`OptionalDouble`または空のOptionalDouble (このストリームが空の場合)を返します。
`boolean`	`noneMatch(DoublePredicate predicate)` 指定された述語に一致する要素がこのストリーム内に存在しないかどうかを返します。
`static DoubleStream`	`of(double... values)` 指定された値を要素に持つ、順序付けされた順次ストリームを返します。
`static DoubleStream`	`of(double t)` 単一要素を含む順次`DoubleStream`を返します。
`DoubleStream`	`parallel()` 同等の並列ストリームを返します。
`DoubleStream`	`peek(DoubleConsumer action)` このストリームの要素から成るストリームを返すほか、その結果のストリームから消費される各要素に対し、指定されたアクションを実行します。
`OptionalDouble`	`reduce(DoubleBinaryOperator op)` 結合的な累積関数を使ってこのストリームの要素に対してリダクションを実行し、リデュースされた値が存在する場合はその値を記述する`OptionalDouble`を返します。
`double`	`reduce(double identity, DoubleBinaryOperator op)` 指定された単位元の値と結合的な累積関数を使ってこのストリームの要素に対してリダクションを実行し、リデュースされた値を返します。
`DoubleStream`	`sequential()` 同等の順次ストリームを返します。
`DoubleStream`	`skip(long n)` このストリームの最初の`n`個の要素を破棄した残りの要素で構成されるストリームを返します。
`DoubleStream`	`sorted()` このストリームの要素で構成されるストリームをソートされた順序で返します。
`Spliterator.OfDouble`	`spliterator()` このストリームの要素のスプリッテレータを返します。
`double`	`sum()` このストリーム内の要素の合計を返します。
`DoubleSummaryStatistics`	`summaryStatistics()` このストリームの要素に関する各種のサマリー・データを記述する`DoubleSummaryStatistics`を返します。
`double[]`	`toArray()` このストリームの要素を含む配列を返します。

インタフェース java.util.stream.BaseStreamから継承されたメソッド
close, isParallel, onClose, unordered

- メソッドの詳細
  - filter
```
DoubleStream filter(DoublePredicate predicate)
```
    このストリームの要素のうち、指定された述語に一致するものから構成されるストリームを返します。
    これは中間操作です。
    
    パラメータ:
    
    predicate - 各要素を含めるべきか判定する目的で各要素に適用する、非干渉でステートレスな述語
    
    戻り値:
    
    新しいストリーム
  - map
```
DoubleStream map(DoubleUnaryOperator mapper)
```
    このストリームの要素に指定された関数を適用した結果から構成されるストリームを返します。
    これは中間操作です。
    
    パラメータ:
    
    mapper - 各要素に適用する非干渉でステートレスな関数
    
    戻り値:
    
    新しいストリーム
  - mapToObj
```
<U> Stream<U> mapToObj(DoubleFunction<? extends U> mapper)
```
    指定された関数をこのストリームの要素に適用した結果から構成される、オブジェクト値のStreamを返します。
    これは中間操作です。
    
    型パラメータ:
    
    U - 新しいストリームの要素の型
    
    パラメータ:
    
    mapper - 各要素に適用する非干渉でステートレスな関数
    
    戻り値:
    
    新しいストリーム
  - mapToInt
```
IntStream mapToInt(DoubleToIntFunction mapper)
```
    このストリームの要素に指定された関数を適用した結果から構成されるIntStreamを返します。
    これは中間操作です。
    
    パラメータ:
    
    mapper - 各要素に適用する非干渉でステートレスな関数
    
    戻り値:
    
    新しいストリーム
  - mapToLong
```
LongStream mapToLong(DoubleToLongFunction mapper)
```
    このストリームの要素に指定された関数を適用した結果から構成されるLongStreamを返します。
    これは中間操作です。
    
    パラメータ:
    
    mapper - 各要素に適用する非干渉でステートレスな関数
    
    戻り値:
    
    新しいストリーム
  - flatMap
```
DoubleStream flatMap(DoubleFunction<? extends DoubleStream> mapper)
```
    このストリームの各要素をマップされたストリーム(指定されたマッピング関数を各要素に適用することで得られる)の内容で置き換えた結果から成るストリームを返します。各マップ先ストリームは、その内容がこのストリーム内に配置されるとクローズされます。(マップ先ストリームがnullの場合はかわりに空のストリームが使用されます。)
    これは中間操作です。
    
    パラメータ:
    
    mapper - 新しい値のDoubleStreamを生成するために各要素に適用する、非干渉でステートレスな関数
    
    戻り値:
    
    新しいストリーム
    
    関連項目:
    
    Stream.flatMap(Function)
  - distinct
```
DoubleStream distinct()
```
    このストリームの重複を除いた要素から構成されるストリームを返します。要素が等しいかどうかの比較は、Double.compare(double, double)に従って行われます。
    これはステートフルな中間操作です。
    
    戻り値:
    
    結果のストリーム
  - sorted
```
DoubleStream sorted()
```
    このストリームの要素で構成されるストリームをソートされた順序で返します。要素が等しいかどうかの比較は、Double.compare(double, double)に従って行われます。
    これはステートフルな中間操作です。
    
    戻り値:
    
    結果のストリーム
  - peek
```
DoubleStream peek(DoubleConsumer action)
```
    このストリームの要素から成るストリームを返すほか、その結果のストリームから消費される各要素に対し、指定されたアクションを実行します。
    これは中間操作です。
    並列ストリーム・パイプラインの場合、上流の操作によって用意された各要素に対し、任意のタイミングで任意のスレッド内でアクションが呼び出される可能性があります。アクションが共有状態を変更する場合、必要な同期を提供する責任はアクションにあります。
    APIの注:
    このメソッドの主な存在理由は、要素がパイプライン内の特定のポイントを通過する際にその内容を確認するようなデバッグをサポートすることにあります。
    DoubleStream.of(1, 2, 3, 4) .filter(e -> e > 2) .peek(e -> System.out.println("Filtered value: " + e)) .map(e -> e * e) .peek(e -> System.out.println("Mapped value: " + e)) .sum();
    パラメータ:
    
    action - ストリームから消費される要素に対して実行すべき非干渉アクション
    
    戻り値:
    
    新しいストリーム
  - limit
```
DoubleStream limit(long maxSize)
```
    このストリームの要素をmaxSize以内の長さに切り詰めた結果から成るストリームを返します。
    これは、ステートフルな短絡中間操作です。
    
    APIの注:
    
    limit()は、順次ストリーム・パイプラインでは一般に低コストの操作ですが、順序付けされた並列パイプラインではコストが非常に高くなる可能性があります(特にmaxSizeの値が大きい場合)。任意のn個の要素を返すだけでなく、検出順での最初のn個の要素を返さなければいけない、という制約がlimit(n)に課されるからです。状況のセマンティックスが許せば、順序付けされていないストリーム・ソース(generate(DoubleSupplier)など)を使用するか、BaseStream.unordered()で順序付けの制約をなくせば、並列パイプラインのlimit()が大幅に高速化される可能性があります。検出順序との整合性が必要で、かつ並列パイプラインでのlimit()のパフォーマンスやメモリー使用量に問題がある場合には、sequential()で順次実行に切り替えるとパフォーマンスが改善される可能性があります。
    
    パラメータ:
    
    maxSize - ストリームの要素数の上限
    
    戻り値:
    
    新しいストリーム
    
    例外:
    
    IllegalArgumentException - maxSizeが負の場合
  - skip
```
DoubleStream skip(long n)
```
    このストリームの最初のn個の要素を破棄した残りの要素で構成されるストリームを返します。このストリームに含まれる要素の数がn個より少ない場合は、空のストリームが返されます。
    これはステートフルな中間操作です。
    
    APIの注:
    
    skip()は、順次ストリーム・パイプラインでは一般に低コストの操作ですが、順序付けされた並列パイプラインではコストが非常に高くなる可能性があります(特にnの値が大きい場合)。任意のn個の要素をスキップするだけでなく、検出順での最初のn個の要素をスキップしなければいけない、という制約がskip(n)に課されるからです。状況のセマンティックスが許せば、順序付けされていないストリーム・ソース(generate(DoubleSupplier)など)を使用するか、BaseStream.unordered()で順序付けの制約をなくせば、並列パイプラインのskip()が大幅に高速化される可能性があります。検出順序との整合性が必要で、かつ並列パイプラインでのskip()のパフォーマンスやメモリー使用量に問題がある場合には、sequential()で順次実行に切り替えるとパフォーマンスが改善される可能性があります。
    
    パラメータ:
    
    n - スキップする先頭要素の数
    
    戻り値:
    
    新しいストリーム
    
    例外:
    
    IllegalArgumentException - nが負の場合
  - forEach
```
void forEach(DoubleConsumer action)
```
    このストリームの各要素に対してアクションを実行します。
    これは終端操作です。
    並列ストリーム・パイプラインの場合、この操作は、ストリームの検出順序を考慮することを保証しません。保証すると並列性のメリットが犠牲になるからです。与えられた任意の要素に対し、ライブラリが選択した任意のタイミングで任意のスレッド内でアクションが実行される可能性があります。アクションが共有状態にアクセスする場合、必要な同期を提供する責任はアクションにあります。
    
    パラメータ:
    
    action - 要素に対して実行する非干渉アクション
  - forEachOrdered
```
void forEachOrdered(DoubleConsumer action)
```
    このストリームの各要素に対してアクションを実行します。検出順が定義されたストリームでは、各要素が検出順に処理されることが保証されます。
    これは終端操作です。
    
    パラメータ:
    
    action - 要素に対して実行する非干渉アクション
    
    関連項目:
    
    forEach(DoubleConsumer)
  - toArray
```
double[] toArray()
```
    このストリームの要素を含む配列を返します。
    これは終端操作です。
    
    戻り値:
    
    このストリームの要素を含む配列
  - reduce
```
double reduce(double identity,
              DoubleBinaryOperator op)
```
    指定された単位元の値と結合的な累積関数を使ってこのストリームの要素に対してリダクションを実行し、リデュースされた値を返します。これは、次の操作に相当します。
```
     double result = identity;
     for (double element : this stream)
         result = accumulator.applyAsDouble(result, element)
     return result;
 
```
    ただし、順次実行の制約が課されるわけではありません。
    identity値はアキュムレータ関数の単位元でなければいけません。つまり、すべてのxについて、accumulator.apply(identity, x)がxに等しくなります。アキュムレータ関数は結合的な関数でなければいけません。
    これは終端操作です。
    APIの注:
    合計、最小、最大、平均はすべて、リダクションの特殊な場合です。数値ストリームの合計は次のように表現できます。
    double sum = numbers.reduce(0, (a, b) -> a+b);
    あるいは、次のようによりコンパクトにします。
    double sum = numbers.reduce(0, Double::sum);
    
    これは、単純にループで中間合計を更新していく方法に比べて遠回りな集計方法に見えるかもしれませんが、リダクション操作の並列化が容易に行え、並列化の際に同期を追加する必要がなく、データ競合のリスクも大幅に減少します。
    パラメータ:
    
    identity - 蓄積関数に対する単位元の値
    
    op - 2つの値を結合するための結合的、非干渉およびステートレスな関数
    
    戻り値:
    
    リダクションの結果
    
    関連項目:
    
    sum(), min(), max(), average()
  - reduce
```
OptionalDouble reduce(DoubleBinaryOperator op)
```
    結合的な累積関数を使ってこのストリームの要素に対してリダクションを実行し、リデュースされた値が存在する場合はその値を記述するOptionalDoubleを返します。これは、次の操作に相当します。
```
     boolean foundAny = false;
     double result = null;
     for (double element : this stream) {
         if (!foundAny) {
             foundAny = true;
             result = element;
         }
         else
             result = accumulator.applyAsDouble(result, element);
     }
     return foundAny ? OptionalDouble.of(result) : OptionalDouble.empty();
 
```
    ただし、順次実行の制約が課されるわけではありません。
    アキュムレータ関数は結合的な関数でなければいけません。
    これは終端操作です。
    パラメータ:
    
    op - 2つの値を結合するための結合的、非干渉およびステートレスな関数
    
    戻り値:
    
    リダクションの結果
    
    関連項目:
    
    reduce(double, DoubleBinaryOperator)
  - collect
```
<R> R collect(Supplier<R> supplier,
              ObjDoubleConsumer<R> accumulator,
              BiConsumer<R,R> combiner)
```
    このストリームの要素に対して可変リダクション操作を実行します。可変リダクションとは、リデュース対象の値がArrayListのような可変の結果コンテナであり、結果を置き換えるかわりに結果の状態を更新することによって要素が組み込まれるようなリダクションのことです。これは次と同等の結果を生成します。
```
     R result = supplier.get();
     for (double element : this stream)
         accumulator.accept(result, element);
     return result;
 
```
    collect操作はreduce(double, DoubleBinaryOperator)と同様、同期を追加しなくても並列化できます。
    これは終端操作です。
    型パラメータ:
    
    R - 結果の型
    
    パラメータ:
    
    supplier - 新しい結果コンテナを作成する関数。並列実行の場合、この関数は複数回呼び出される可能性がありますが、そのたびに新しい値を返す必要があります。
    
    accumulator - 追加の要素を結果に組み込むための、結合的、非干渉およびステートレスな関数
    
    combiner - 2つの値を結合するための結合的、非干渉およびステートレスな関数(アキュムレータ関数と互換性がなければいけない)
    
    戻り値:
    
    リダクションの結果
    
    関連項目:
    
    Stream.collect(Supplier, BiConsumer, BiConsumer)
  - sum
```
double sum()
```
    このストリーム内の要素の合計を返します。合計は、リダクションの特殊な場合です。浮動小数点合計が正確であれば、このメソッドは次と同等になります。
```
     return reduce(0, Double::sum);
 
```
    しかし、浮動小数点合計は正確ではないため、上記コードは、このメソッドが行う合計計算と必ずしも同等になりません。
    いずれかのストリーム要素がNaNであるか、合計がある時点でNaNになる場合、合計はNaNになります。浮動小数点合計の値は、入力値と加算操作順序の両方の関数になります。このメソッドの加算操作の順序は意図的に未定義になっていますが、それは、実装が計算結果の速度や精度を柔軟に改善できるようにするためです。特に、このメソッドを補正加算などのテクニックを使って実装すれば、double値の単純な合計に比べ、数値合計の誤り限界を減らせます。
    これは終端操作です。
    APIの注:
    
    要素が絶対値の昇順にソートされていると、生成される結果の精度が高まる傾向があります。
    
    戻り値:
    
    このストリームの要素の合計
  - min
```
OptionalDouble min()
```
    このストリームの最小要素を記述するOptionalDoubleまたは空のOptionalDouble (このストリームが空の場合)を返します。いずれかのストリーム要素がNaNの場合、最小要素はDouble.NaNになります。数値比較演算子とは異なり、このメソッドは負のゼロが厳密には正のゼロよりも小さいと見なします。これはリダクションの特殊な場合であり、次と同等になります。
```
     return reduce(Double::min);
 
```
    これは終端操作です。
    戻り値:
    
    このストリームの最小要素を含むOptionalDoubleまたは空のOptional （ストリームが空の場合）
  - max
```
OptionalDouble max()
```
    このストリームの最大要素を記述するOptionalDoubleまたは空のOptionalDouble (このストリームが空の場合)を返します。いずれかのストリーム要素がNaNの場合、最大要素はDouble.NaNになります。数値比較演算子とは異なり、このメソッドは負のゼロが厳密には正のゼロよりも小さいと見なします。これはリダクションの特殊な場合であり、次と同等になります。
```
     return reduce(Double::max);
 
```
    これは終端操作です。
    戻り値:
    
    このストリームの最大要素を含むOptionalDoubleまたは空のOptional （ストリームが空の場合）
  - count
```
long count()
```
    このストリームの要素の個数を返します。これはリダクションの特殊な場合であり、次と同等になります。
```
     return mapToLong(e -> 1L).sum();
 
```
    これは終端操作です。
    戻り値:
    
    このストリームの要素の個数
  - average
```
OptionalDouble average()
```
    このストリームの要素の算術平均を記述するOptionalDoubleまたは空のOptional (このストリームが空の場合)を返します。記録された値のいずれかがNaNであるか、合計がある時点でNaNになる場合、平均はNaNになります。
    返される平均は、値が記録されている順序によって変わる可能性があります。このメソッドを補正加算などのテクニックを使って実装すれば、平均の計算に使用される数値合計の誤り限界を減らせます。
    平均は、リダクションの特殊な場合です。
    これは終端操作です。
    
    APIの注:
    
    要素が絶対値の昇順にソートされていると、生成される結果の精度が高まる傾向があります。
    
    戻り値:
    
    このストリームの平均要素を含むOptionalDoubleまたは空のオプション（ストリームが空の場合）
  - summaryStatistics
```
DoubleSummaryStatistics summaryStatistics()
```
    このストリームの要素に関する各種のサマリー・データを記述するDoubleSummaryStatisticsを返します。これはリダクションの特殊な場合です。
    これは終端操作です。
    
    戻り値:
    
    このストリームの要素に関する各種のサマリー・データを記述するDoubleSummaryStatistics
  - anyMatch
```
boolean anyMatch(DoublePredicate predicate)
```
    このストリームのいずれかの要素が指定された述語に一致するかどうかを返します。すべての要素で述語を評価するとは限りません(結果を決定するのに必要でない場合)。ストリームが空の場合、falseが返され、述語は評価されません。
    これは短絡終端操作です。
    
    APIの注:
    
    このメソッドは、ストリームの要素に対する述語の存在量化(あるxについてP(x))を評価します。
    
    パラメータ:
    
    predicate - ストリームの要素に適用する非干渉でステートレスな述語
    
    戻り値:
    
    指定された述語に一致する要素がストリーム内に存在する場合はtrue、そうでない場合はfalse
  - allMatch
```
boolean allMatch(DoublePredicate predicate)
```
    このストリームのすべての要素が指定された述語に一致するかどうかを返します。すべての要素で述語を評価するとは限りません(結果を決定するのに必要でない場合)。ストリームが空の場合、trueが返され、述語は評価されません。
    これは短絡終端操作です。
    
    APIの注:
    
    このメソッドは、ストリームの要素に対する述語の全称量化(すべてのxについてP(x))を評価します。ストリームが空の場合、量化は無意味に満たされると言い、(P(x)とは無関係に)常にtrueになります。
    
    パラメータ:
    
    predicate - ストリームの要素に適用する非干渉でステートレスな述語
    
    戻り値:
    
    ストリームのすべての要素が指定された述語に一致するかストリームが空の場合はtrue、それ以外の場合はfalse
  - noneMatch
```
boolean noneMatch(DoublePredicate predicate)
```
    指定された述語に一致する要素がこのストリーム内に存在しないかどうかを返します。すべての要素で述語を評価するとは限りません(結果を決定するのに必要でない場合)。ストリームが空の場合、trueが返され、述語は評価されません。
    これは短絡終端操作です。
    
    APIの注:
    
    このメソッドは、ストリームの要素に対する述語の否定の全称量化(すべてのxについて~P(x))を評価します。ストリームが空の場合、量化は無意味に満たされると言い、P(x)とは無関係に常にtrueになります。
    
    パラメータ:
    
    predicate - ストリームの要素に適用する非干渉でステートレスな述語
    
    戻り値:
    
    ストリームのどの要素も指定された述語に一致しないかストリームが空の場合はtrue、それ以外の場合はfalse
  - findFirst
```
OptionalDouble findFirst()
```
    このストリームの最初の要素を記述するOptionalDoubleまたは空のOptionalDouble (ストリームが空の場合)を返します。ストリームが検出順序を持たない場合は、任意の要素が返されます。
    これは短絡終端操作です。
    
    戻り値:
    
    このストリームの最初の要素を記述するOptionalDoubleまたは空のOptionalDouble (ストリームが空の場合)
  - findAny
```
OptionalDouble findAny()
```
    ストリームのある要素を記述するOptionalDoubleまたは空のOptionalDouble (ストリームが空の場合)を返します。
    これは短絡終端操作です。
    この操作の動作は明らかに非決定論的です。ストリームの任意の要素を自由に選択できます。これは、並列処理でのパフォーマンスを最大化できるようにするためです。デメリットは、同じソースに対して呼び出すたびに、違う結果が返される可能性がある点です。(安定した結果が必要な場合は、かわりにfindFirst()を使用してください。)
    
    戻り値:
    
    このストリームのある要素を記述するOptionalDoubleまたは空のOptionalDouble (ストリームが空の場合)
    
    関連項目:
    
    findFirst()
  - boxed
```
Stream<Double> boxed()
```
    このストリームの各要素をDoubleにボクシングした結果から構成されるStreamを返します。
    これは中間操作です。
    
    戻り値:
    
    ストリームの各要素をDoubleにボクシングした結果から構成されるStream
  - sequential
```
DoubleStream sequential()
```
    次のインタフェースからコピーされた説明: BaseStream
    
    同等の順次ストリームを返します。自身を返す場合がありますが、それは、ストリームがすでに順次になっていたか、あるいは基礎となるストリーム状態が順次に変更されていたからです。
    これは中間操作です。
    
    定義:
    
    sequential 、インタフェース BaseStream<Double,DoubleStream>
    
    戻り値:
    
    順次ストリーム
  - parallel
```
DoubleStream parallel()
```
    次のインタフェースからコピーされた説明: BaseStream
    
    同等の並列ストリームを返します。自身を返す場合がありますが、それは、ストリームがすでに並列になっていたか、あるいは基礎となるストリーム状態が並列に変更されていたからです。
    これは中間操作です。
    
    定義:
    
    parallel 、インタフェース BaseStream<Double,DoubleStream>
    
    戻り値:
    
    並列ストリーム
  - iterator
```
PrimitiveIterator.OfDouble iterator()
```
    次のインタフェースからコピーされた説明: BaseStream
    
    このストリームの要素のイテレータを返します。
    これは終端操作です。
    
    定義:
    
    iterator 、インタフェース BaseStream<Double,DoubleStream>
    
    戻り値:
    
    このストリームの要素イテレータ
  - spliterator
```
Spliterator.OfDouble spliterator()
```
    次のインタフェースからコピーされた説明: BaseStream
    
    このストリームの要素のスプリッテレータを返します。
    これは終端操作です。
    
    定義:
    
    spliterator 、インタフェース BaseStream<Double,DoubleStream>
    
    戻り値:
    
    このストリームの要素スプリッテレータ
  - builder
```
static DoubleStream.Builder builder()
```
    DoubleStreamのビルダーを返します。
    
    戻り値:
    
    ストリーム・ビルダー
  - empty
```
static DoubleStream empty()
```
    空の順次DoubleStreamを返します。
    
    戻り値:
    
    空の順次ストリーム
  - of
```
static DoubleStream of(double t)
```
    単一要素を含む順次DoubleStreamを返します。
    
    パラメータ:
    
    t - 単一要素
    
    戻り値:
    
    単一要素の順次ストリーム
  - of
```
static DoubleStream of(double... values)
```
    指定された値を要素に持つ、順序付けされた順次ストリームを返します。
    
    パラメータ:
    
    values - 新しいストリームの要素
    
    戻り値:
    
    新しいストリーム
  - iterate
```
static DoubleStream iterate(double seed,
                            DoubleUnaryOperator f)
```
    初期要素seedに関数fを繰り返し適用することで生成される、順序付けされた無限順次DoubleStreamを返します(seed、f(seed)、f(f(seed))、といった要素から成るStreamが生成される)。
    DoubleStreamの最初の要素(位置0)は、指定されたseedになります。n > 0の場合、位置nの要素は、位置n - 1の要素に関数fを適用した結果になります。
    
    パラメータ:
    
    seed - 初期要素
    
    f - 新しい要素を生成するために1つ前の要素に適用される関数
    
    戻り値:
    
    新しい順次DoubleStream
  - generate
```
static DoubleStream generate(DoubleSupplier s)
```
    指定されたDoubleSupplierによって生成される要素を含む、順序付けされていない無限順次ストリームを返します。これは、定数ストリームやランダムな要素から成るストリームなどを生成するのに適しています。
    
    パラメータ:
    
    s - 要素を生成するためのDoubleSupplier
    
    戻り値:
    
    順序付けされていない新しい無限順次DoubleStream
  - concat
```
static DoubleStream concat(DoubleStream a,
                           DoubleStream b)
```
    最初のストリームの全要素と2番目のストリームの全要素を連結したものを要素に持つ、遅延連結ストリームを作成します。結果のストリームが順序付けされるのは、入力ストリームがどちらも順序付けされている場合であり、並列的になるのは、入力ストリームのどちらかが並列的な場合です。結果のストリームのクローズ時には、両方の入力ストリームのクローズ・ハンドラが呼び出されます。
    
    実装上の注意:
    
    連結を繰り返すことでストリームを構築する際には注意が必要です。連結レベルが深いストリームの要素にアクセスした場合、深い呼出しチェーンが発生する可能性があるほか、StackOverflowExceptionが発行される可能性さえあります。
    
    パラメータ:
    
    a - 最初のストリーム
    
    b - 2番目のストリーム
    
    戻り値:
    
    2つの入力ストリームを連結したもの

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インタフェースDoubleStream

ネストされたクラスのサマリー

メソッドのサマリー

インタフェース java.util.stream.BaseStreamから継承されたメソッド

メソッドの詳細

filter

map

mapToObj

mapToInt

mapToLong

flatMap

distinct

sorted

peek

limit

skip

forEach

forEachOrdered

toArray

reduce

reduce

collect

sum

min

max

count

average

summaryStatistics

anyMatch

allMatch

noneMatch

findFirst

findAny

boxed

sequential

parallel

iterator

spliterator

builder

empty

of

of

iterate

generate

concat