public class Error extends Throwable
Error
はThrowable
のサブクラスで、通常のアプリケーションであればキャッチすべきではない重大な問題を示します。そうしたエラーの大部分は異常な状態です。ThreadDeath
エラーは「正常」な状態ですが、ほとんどのアプリケーションではキャッチすべきではないので、やはりError
のサブクラスの1つです。
メソッドは、そのメソッドを実行する際にスローされる可能性はあってもキャッチはされないError
のサブクラスをthrows
節で宣言する必要はありません。このようなエラーは、絶対に起きてはならない異常な状態であるためです。つまり、コンパイル時例外チェックでは、Error
とそのサブクラスは非チェック例外とみなされます。
ThreadDeath
, 直列化された形式修飾子 | コンストラクタと説明 |
---|---|
|
Error()
詳細メッセージに
null を使用して、新しいエラーを構築します。 |
|
Error(String message)
指定された詳細メッセージを使用して、新規エラーを構築します。
|
|
Error(String message, Throwable cause)
指定された詳細メッセージおよび原因を使用して新規エラーを構築します。
|
protected |
Error(String message, Throwable cause, boolean enableSuppression, boolean writableStackTrace)
指定された詳細メッセージ、原因、抑制の有効化または無効化、書込み可能スタック・トレースの有効化または無効化に基づいて、新しいエラーを構築します。
|
|
Error(Throwable cause)
指定された原因と詳細メッセージ
(cause==null ? null : cause.toString()) を持つ新しいエラーを構築します(これには通常、cause のクラスと詳細メッセージが含まれる)。 |
addSuppressed, fillInStackTrace, getCause, getLocalizedMessage, getMessage, getStackTrace, getSuppressed, initCause, printStackTrace, printStackTrace, printStackTrace, setStackTrace, toString
public Error()
null
を使用して、新しいエラーを構築します。原因は初期化されません。Throwable.initCause(java.lang.Throwable)
を呼び出すことによって、あとでこれを初期化することができます。public Error(String message)
Throwable.initCause(java.lang.Throwable)
を呼び出すことによって、あとでこれを初期化することができます。message
- 詳細メッセージ。詳細メッセージは、あとでThrowable.getMessage()
メソッドで取得できるように保存されます。public Error(String message, Throwable cause)
cause
と関連付けられた詳細メッセージが、このエラーの詳細メッセージに自動的に統合されることはありません。
message
- 詳細メッセージ(あとでThrowable.getMessage()
メソッドで取得できるように保存される)cause
- 原因(あとでThrowable.getCause()
メソッドで取得できるように保存される)。(null
値が許可されており、原因が存在しないか不明であることを示す。)public Error(Throwable cause)
(cause==null ? null : cause.toString())
を持つ新しいエラーを構築します(これには通常、cause
のクラスと詳細メッセージが含まれる)。このコンストラクタは、エラーがほかのスロー可能オブジェクトのラッパーである場合に有用です。cause
- 原因(あとでThrowable.getCause()
メソッドで取得できるように保存される)。(null
値が許可されており、原因が存在しないか不明であることを示す。)protected Error(String message, Throwable cause, boolean enableSuppression, boolean writableStackTrace)
message
- 詳細メッセージ。cause
- 原因。(null
値が許可されており、原因が存在しないか不明であることを示す。)enableSuppression
- 抑制を有効化するか、それとも無効化するかwritableStackTrace
- スタック・トレースを書込み可能にするかどうか バグまたは機能を送信
詳細なAPIリファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java SEのドキュメントを参照してください。そのドキュメントには、概念的な概要、用語の定義、回避方法、有効なコード例などの、開発者を対象にしたより詳細な説明が含まれています。
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