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5.9 RMIFailureHandlerインタフェース

java.rmi.server.RMIFailureHandlerインタフェースは、サーバー・ソケットの作成に失敗した場合(オブジェクトのエクスポートの実行中を除く)に、RMIランタイムがどのように対応すればよいかを指定する手段を提供します。
package java.rmi.server;

public interface RMIFailureHandler {

        public boolean failure(Exception ex);
}


failureメソッドは、RMIランタイムがjava.net.ServerSocketの作成に失敗した時の例外を引数として呼び出されます。ランタイムがリトライするべき場合にメソッドはtrueを返し、そうでない場合にはfalseを返します。

このメソッドが呼び出される前に、失敗用ハンドラがRMISocketFactory.setFailureHandlerの呼出しによって登録されていなければなりません。失敗用ハンドラが設定されていなければ、RMIランタイムはしばらく待ったあとに、ServerSocketを再度作成しようとします。

オブジェクトの最初のエクスポート時にServerSocketの作成に失敗した場合は、RMIFailureHandlerは呼び出されません。作成の失敗がServerSocket上で受け入れられたあとで、ServerSocketを作成しようとすると、RMIFailureHandlerが呼び出されます。



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